運動の中止基準について from リハコヤ

運動の中止基準について from リハコヤ

毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。

 

 

本日は運動の中止基準についてお伝えします。

 

 

バイタルサインとは?

 

バイタルは「生命の、重要な」という意味であり、サインは「徴候、症状、訴え」という意味であり、これらを合わせたバイタルサインとは、「重要な訴え、生命の徴候」といった意味になります。

 

古典的、教科書的には、血圧・脈拍、呼吸数、体温の4つが示されていることが多いですが、最近では意識・尿量・SpO2を加えてバイタルサインとしている教科書もあります。

 

 

土肥・アンダーソンの基準とは?

 

運動を中止する基準のひとつに、土肥・アンダーソンの基準があります。

この基準は、積極的なリハビリテーションを実施しない場合、途中でリハビリテーションを中止にする場合、いったんリハビリテーションを中止し回復を待って再開する場合、その他の注意が必要な場合と分かれています。

 

 

これらの基準をしっかりと頭に入れ、リハビリテーションを中止した場合は、その旨を看護師や医師に報告することが大切です。

 

ぜひ臨床に活かしてみてください。

 

 

まとめ

 

運動の中止基準について

1. バイタルサインは主に血圧・脈拍、呼吸数、体温の4つであり、それに加えて意識・尿量・SpO2が含まれる場合もある。

2. 運動を中止する基準のひとつに、土肥・アンダーソンの基準がある。

3. 土肥・アンダーソンの基準に従ってリハビリを中止すると判断した場合、その旨を看護師や医師にも報告する。

 

 

オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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