毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
本日は、姿勢観察についてお伝えしていきます。
矢状面にて姿勢を評価する際、一般的には耳垂−肩峰−大転子−膝関節前部(膝蓋骨後面)−外果前方を通る線上に重心線があるかどうかをみていくと思います。
しかし、本当にこのような姿勢の人はいるでしょうか?
実際にこのような姿勢でいることは難しいですし、加齢に伴い重心線は移動します。
よって、この姿勢に当てはめて評価したり姿勢指導を行ったりすることは非常に危険であると考えられます。
では、何を基準にしていけば良いのでしょうか?
今の姿勢を維持できるように、そして悪化させないようにすることは重要ですので、現状を把握することと、今後低下すると考えられる筋のトレーニングを行うことが重要です。
多くの方の場合、加齢に伴い頚部は屈曲位となり、体幹前傾し、膝関節を屈曲させてバランスを取るような姿勢になります。
これをもとに今後低下していくと予想される筋を考えていきましょう。
頚部が屈曲位になると、背面の筋力である脊柱起立筋の低下が考えられます。
膝関節屈曲位になってしまうと、股関節は屈曲し、足関節は背屈します。よって、股関節伸展筋である大殿筋やハムストリングスの筋力と、足関節底屈筋である下腿三頭筋の筋力の低下が考えられます。
これらの筋の筋力を維持することによって、今の姿勢を維持または悪化させないようにするための一助になると考えられます。
ぜひ明日からの臨床に活かしてみてください。
まとめ
姿勢観察について
1. 矢状面での姿勢観察の際に、耳垂−肩峰−大転子−膝関節前部(膝蓋骨後面)−外果前方が一直線となっているかを指標に評価・介入を行うことは避ける。
2. 加齢に伴いどのような姿勢変化が起こるかを予測する。
3. 姿勢観察の際、今の姿勢を維持する、または悪化させないためにはどうしたらいいかを考え、評価・アプローチする。
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