みなさんこんにちは、療活の大塚です。
療活してる?
先日妻に良かれと思って夕飯の支度を先回りしてやっていたら、
「手伝うのはあなたが早くご飯が食べたいだけでしょ?私の手順があるんだから勝手にやらないで」
と怒られました。
妻のためと思ってやっていたつもりでしたが、一枚めくると自分のためだったんですね、と反省。
さらにもう一枚裏を返すと「お前支度遅いから早くしろよ」って気持ちもあったかもしれません。
自分では「相手の為」と思っているところが一番怖いですね。
で、これ、実はプライベートだけでなく、臨床で患者様にもやってしまいがちなんです。
僕自身がそうだったのでちょっと皆さんも振り返って見てください。
そうなっている時はこんな傾向が現れます。
主訴しか聞かない
その場の患者さんの訴えをなんとかしたいので「痛みはどうですか?」「動くようになりましたね」にフォーカスしてしまう。大事なのは主訴が改善されたら「何をしたいのか?」ですよね?
HOPEを知らない
そもそも主訴しか気にしてないので患者さんのHOPEを知りません。
そういう人に患者さんのHOPEは?と聞くと
「〇〇できたらいいと思うんですよ」
“思うんですよ”ってそれあなたのHOPEでしょ?
機能面にやたらこだわる
アプローチと評価の結果が機能面に偏ります。
「関節の動きはでましたね」「痛みは減ったね」
だから?機能面だけ見てHOPEが達成されていないですよ?
あ、そっか、そもそもHOPE知らないのか(笑)
セルフケアをやってくれないのは相手のせいだと思っている
「機能的には問題無いですからあとはご自分で動いてください。セルフケアやらないと治りませんよ?」
どうやったらセルフケアをできるようにするか考えるのも仕事です。
そもそもセルフケアをやりにきてるわけじゃないですからね、HOPEを達成するためにきてます。
あ、ごめんごめん、HOPE知らないんだったね(笑)
自分では「相手の為」と思っている
ここが一番問題。自分では「相手の為に」と思っています。
僕が「妻の為に」と思ってやっていたのと同じですね。
自覚がないので気がつくのは非常に難しいですが、たった一つ気づけるポイントがあります。それは相手の顔を見てみましょう。
どうです?
険しい顔になっていませんか?
てかそもそも相手の顔みてましたか?
本当に相手の為になっているなら、相手の顔は笑顔になっているんじゃないでしょうか?もし険しい顔をしていたら自分本位になっていないか、もう一度チェックしてみてください。
参考:スラムダンク (22) (ジャンプ・コミックス)
この記事は自分の奥さんを険しい顔にしてしまった自分に対する戒めです!
まず目の前の人のために一生懸命頭と体を使って考えましょう。
そして行動しましょう。
相手の為に行動を繰り返すと最終的には
という言葉で自分の元に返ってきます。
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