こんにちは!
患者さん・利用者さんの問題点を一緒にさがす!を基本にしている加藤です。
冒頭から個人的な話で恐縮ですが、今年の4月で作業療法士になり8年を迎え、9年目に突入しました。新人の頃には、「もう作業療法士をやめようか・・・」本気で悩みながらも続け、療法士として楽しく仕事ができるようになり今に至ります。
私自身、まだまだ療法士として未熟なので、こういうことを書くかどうか迷ったのですが、新人の頃どうすればいいのかわからないことが多く、本気で悩んだ時期が苦しく辛い時期があったので、思い出せるうちに「療法士になったら意識しておいた方がいいこと」を書き残しておくことにしました。
この4月に療法士になる新人の方に、ちょっとで参考になったら幸いです。
目次
触診
評価
動作分析
最後に
触診
どんな療法士においても、まず一番初めにすることになるのが触診だと思います。
その触診、私は新人時代にどの骨を触っているのか?どの筋を触れていくのか?に目がいってしまい、触診の仕方について考えたことがありませんでした・・・
触診はまず、触診の仕方を意識してから触れてみてください。触診した結果が全く変わってきます。
たとえば、自分の僧帽筋をゆっくり沈めながら触れるのと、すごい速さで無理やり圧をかけて触れるのでは、僧帽筋の筋緊張の評価が全く変わってきます。
つまり、相手の反応を感じ取りながら触診していくことが大切です。そのためには触診の仕方を意識した方がいいですね。
評価
いざリハビリプログラムを組むとなったら、まずは評価をしていきます。ここで新人の時の私は漠然とROMやMMTを測定していただけでした。そのため、評価と評価の結びつきがなく、問題点の抽出が曖昧となっていました・・・
評価をする時には、なぜその部位のROMを測定するのか?なぜその筋のMMTを測定するのか?などしっかりとした目的を持って評価していきましょう。
そうすることで、ただ、可動域が低いためROMexをする、MMTの結果が悪いから筋力訓練をするといった、目的のないリハビリをしないで済みます。
動作分析
リハビリの目的は対象者のQOLを向上していくことです。そのため、しっかりとその方が生活で利用している動作に注目していく必要があります。でも、新人の頃は、動作を見ると、どこに注目して行けばいいのかわからず・・・
そのためには、まず動作分析の視点を定めていきましょう!分析のした方としては、肩甲帯、体幹、股関節という3つに分けてみていくと非常にみやすくなります。
寝返りなどはまさに、肩甲帯が動くのか?体幹が付いてくるのか?股関節が屈曲してくるのか?という3つに分類できますね!
最後に
私の経験をベースに色々と書きましたが、基本はもちろん職場の先輩や上司のやり方を参考にしていただければと思います。そもそも色なの先輩や上司があまりいない、忙しいなどという場合はしっかりと自分で学ぶ必要があります。
その時は療法士活性化委員会のコースがこの触診・評価・動作分析の流れで受講できます。
・触診はbasicコース
・評価はAssessmentコース
・動作分析はanalysisコース
です!
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたも
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療法士活性化委員会
認定講師
作業療法士 加藤 淳