こんにちは、理学療法士の林です!
先日、4/11に「臨床の相談会」を開催しました。リハビリの仕事をしていると臨床の悩みってつきないですよね?今日はそんな臨床の悩みについて皆さんとシェアしていきたいと思います。
相談内容を確認しました。
1つは「アキレス腱断裂Ope後の通勤するための介入方法」
2つめは「先輩に教わった手技の内容の確認」
でした。
アキレス腱断裂では、
足関節背屈が出ないことが困っているとのこと。
現在の介入内容は
・皮膚のリリース
・アキレス腱周囲の軟部組織のリリース
・距腿関節のモビライゼーション
・ヒールレイズ
手技に悩んでいる方は
大腿四頭筋やハムストリングスの緊張を減らす方法が難しいとのこと。
現在は先輩に教わった通りに行うも、なかなか上手くいかない様子です。
具体的に明日からどうするかみんなで話し合っていきます。
今回は
アキレス腱断裂Ope後は
・対側の可動性や筋力の影響もあるのではないか?
・近位脛腓関節、リスフラン関節、腓骨筋、後脛骨筋、足底筋膜の影響はないか?
手技の場合は
・アプローチする部位の骨や筋のイメージがあると上手くできるのではないか?
・何を目的にアプローチしているか明確になると力加減が分かるのでないか?
など意見がでました。
触診ができることでアキレス腱断裂Ope後の周囲の可動性や筋力など動き方を想像できますし、
手技に関しては行うポイントが明確になるためです。
具体的には
1、イメージ
2、ランドマーク
3、確認 +@相手の表情を確認
することで患者さん利用者さんをみる時に思いやりをもってリハビリできると思います。
リハビリは可動域や筋力を改善することは大切ですが、
その先の動作を改善することが患者さん利用者さんに必要だと思います。
方法は
例)
1、歩行
2、可動域、筋力
3、アプローチ
4、再評価(1,2実施)
この流れだと患者さん利用者さんも変化や目的を共有しやすいので説明もしやすくなります。
今回報告したのは「アキレス腱断裂後の可動域改善」、「手技の方法」でした。みなさん1人1人の悩みは異なると思います。ポイントとなるのは「触診」「リハビリの手順」でしたね。ぜひ一緒に考えて臨床の悩みをシェアしたり解決したい方は第2木曜日に臨床の相談会でお待ちしています。>>>臨床の相談会
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