足部のADLって難しいよね。足部へリーチするための心構え[療法士に必要なセルフエクササイズの考え方~その124~]

足部のADLって難しいよね。足部へリーチするための心構え[

こんにちは! モーションアナライシスコース講師の吉田頌平です。

 

今回は、靴下を履く・足を洗う際に
意外と見逃しがちな分析ポイントを
お伝えしていきます。

どんな方法で行うの??

足部のケアを行う際、以下のように
足を引きつける方法をお伝えすることを前提にすすめていきます。

足部ケアを3つの動きに分解してみると

・身体が左右前後(特に後方)に崩れないように座る
・股関節の屈曲・外旋・外転を組み合わせた動き(開排動作)をする
・足部に触れること

であり、骨盤が後傾しやすい状況を踏まえて
座位保持を考えてきました。

今回は、ここから「足部に触れること」について
考えていきます。

後ろへ倒れないように座るためには?

足部ケアの3要素のひとつに
・身体が左右前後(特に後方)に崩れないように座る
がありますが、

骨盤が後傾し、後ろへ倒れるのを防ぐ最も簡単な方法は
頭部・頚部を前へ突き出して『頭部と骨盤の重さを釣り合わせること』です。

あくまで重さで釣り合っているだけなので、
動きの変化に対応しにくい欠点があります。

言い換えると、頭部・頚部のほかに
後ろへ倒れる骨盤と釣り合いをとれる部位がない、ということです。

頭部の重さでも釣り合いが保てない場合、
肩甲骨も前傾し、頭部〜肩甲帯の動きで代償しやすくなり
手先のこまかい作業が行いづらくなります。

 

ここで注目したいのが、腰椎の動きです。

足部ケアに活用される体幹

腰椎は、頭部・頚部と同様に
前後方向へ動く(屈曲・伸展する)ことができます。

また、腰椎には股関節の強力な屈曲筋である
大腰筋が付着しており

足をからだに近づける、または
からだを足に近づける動きをサポートしてくれます。

同じくらい股関節は動けているのに
腰椎の屈曲によって、足部ケアができるかどうが
大きく変わりそうですね。

つまり、腰椎を自力で屈曲できると
・後方へからだが倒れることを防ぐ
・手を自由に動かしやすくなる
というメリットができます。

ですので、足部に触れる動きは
『股関節 屈曲位で
 腰椎から、体幹を屈曲して
 足部を触れること』
とも言えます。


*腰椎の動きに関して、以下の記事でわかりやすく解説されてます!

・腰椎の機能解剖(執筆者:委員長 大塚)

脊柱の機能ついて勉強してみる〜腰椎編〜


*腰椎と股関節の動きについて(執筆者:林さん)

皆さんは気にしてますか?股関節に関係する、腰椎の動き!

 

まとめ

開排動作で足部ケアを行うための3つの要素

・身体が左右前後(特に後方)に崩れないように座る
・股関節の屈曲・外旋・外転を組み合わせた動き(開排動作)をする
・股関節 屈曲位でも、腰椎から体幹を屈曲して足部に触れること

とも言える、とお伝えいたしました。

腰椎が屈曲・伸展のどちらにも動かせない方って
けっこういらっしゃいます。

そして、腰椎の動きがコントロールしきれないために
靴下を履いたり、爪切りができない方もいらっしゃいます。

なかなか下衣更衣や下半身の清拭が自立できない…
と思われた時は、
どの要素がやりづらいのか確認することをオススメいたします。

 

『自分で靴下が履けるようになりたい』
『爪切りができるようになりたい』と困ってる方に

少しでも貢献したいと考えているあなたのお力になれたら幸いです。

 

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実技の面でもレベルアップします。

次の一歩へ進むために、まずは自分の動きを噛み砕いて分析してみませんか?
療法士活性化委員会 認定講師 吉田 頌平

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