毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
皮膚はROM制限の一つとなる
急性期の時にOPE後の方を担当していると皮膚によるROM制限が結構ありました。その時に様々な皮膚の勉強をしましたが、その中で一つお伝えしたいと思います。
関節が動く時に必ず皮膚は動く
肘を曲げる時に
- 肘頭側の皮膚は伸びる
- 肘窩の皮膚は寄ってシワになる
これがあることで関節が動きます。
皮膚の動きを阻害してしまうもの
火傷、OPEによる瘢痕形成によって動きが制限されます。
瘢痕形成している皮膚はしわがなくてツルツルしています。動かした時の感覚としては「突っ張るような感じ」がします。
それらに対してアプローチする必要があります。
例えばOPEした後なら
皮膚、皮下組織、筋、関節包など様々な組織を侵襲しています。それぞれどの影響によってROMが制限されているのか仮説を立てて検証する必要があります。その時に皮膚に介入する方法を知っている必要があります。
皮膚への介入方法
ポイントは皮膚のシワです。療法士ができる介入は皮膚にシワを作ることです。
ではどんなシワを作ればいいか?それは反対側にあるシワと同じようなしわができるように皮膚を寄せるようにしわを作ってみてください。
まとめ
皮膚の重要性について
- 関節が動く時、皮膚も必ず動く
- 瘢痕形成している皮膚は動きづらい
- シワを作るように介入する
可動域制限の一つとして皮膚の影響を考えてみましょう!
オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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