毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
今回は股関節の安定性についてお伝えしていきます。
臨床上膝関節の動きに目が向くことが多いと思いますが、実は膝関節の動きは股関節と足関節の動きに影響を受けます。今回は股関節を安定させる筋肉についてお伝えしていきます。
股関節の前方の安定性
大腰筋のテコの原理で股関節の前面の安定性を担保しています。まtあ合わせて腹直筋が働くことで、脊柱の安定性を保っています。
股関節側方の安定性
中殿筋、小殿筋が側方の安定性を担保してます。歩行時にはこの外転筋は前額面(内外転)と水平面(内外旋)の骨盤の動きを制御している。
股関節後方の安定性
深層外旋6筋が安定性を担保している。特に水平面上の動きで 股関節の制御をしている。
動作観察から股関節が
不安定な場合
固めている場合
のどちらかを見るようにしてみましょう。
その後、前方、側方、後方の安定性に寄与する筋力(MMT)を測定してみましょう。
また合わせて股関節のROMも測定し、関節に問題があるのか、筋肉に問題があるのかを評価してみましょう。
その結果から関節、筋肉に対して介入を行い、再評価してみましょう。
まとめ
股関節の安定性について
- 股関節の前方安定性は腸腰筋、側方は中殿筋、小殿筋、後方は深層外旋6筋が寄与している
- 動作から股関節の不安定性、固定性を探してみる
- どこに問題があるのかROM、MMTを測定してみる
オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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