毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
本日は姿勢分析の後に何をするか?についてお伝えします。
理想的なアライメントとは?

姿勢分析をする際にはまずアライメントを確認します。その理想的なアライメントとは、耳垂−肩峰−大転子−膝関節前部−外果の前方が一直線に配列された姿勢です。
理想的なアライメントになっているかを観察することによって、固有背筋や体幹屈筋群の筋力、骨盤・腰椎の弯曲状態を予測することが可能になります。
姿勢観察の後、どのような評価をすれば良いか?
では、姿勢観察の後は具体的にどのような評価をすれば良いのでしょうか?

上図は姿勢観察を行ったあと、背筋群、腹筋群、股関節の屈筋・伸筋のどこに問題がある可能性があるかの目安になります。このような表を参考に評価をすすめていきましょう。
姿勢を観察するだけでなく詳しく評価をおこない、姿勢が保てなくなっている原因・動作がおこなえなくなっている原因を考えていく必要があります。
姿勢が悪いからその姿勢を正しましょう、というリハビリでは、療法士でなくてもできます。なぜ正しい姿勢が取れないのか、というところまで評価を行い、介入できるようにしましょう。
まとめ
姿勢分析の後に何をするか?
1. 理想的なアライメントとは、耳垂−肩峰−大転子−膝関節前部−外果の前方が一直線に配列された姿勢である。
2. 理想的なアライメントになっているかを観察することで、固有背筋や体幹屈筋群の筋力、骨盤・腰椎の弯曲状態を予測することが可能となる。
3. 姿勢を観察するだけでなく詳しく評価をおこない、姿勢が保てなくなっている原因・動作がおこなえなくなっている原因まで考える。
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