こんにちは!
患者さん・利用者さんの問題点を一緒にさがす!を基本にしている加藤です。
先日、このような質問が私にきました
『注意障害にいい作業療法ってありませんか?』
どうでしょう?
みなさんも知りたいことではないでしょうか?
本日はこの質問に対して私がどう回答したのか?を解説して行きましょう。
注意障害に対してのプローチはあるのか?
結論から言うと、ある程度傾向はあります。
作業療法の種類によって、
・この作業は注意力を必要とする
・この作業は記憶力を必要とする
・この作業はワーキングメモリが必要とする
と言う作業の特徴によって処方する作業療法の傾向が決まります。
しかし、それはあくまでも傾向です。
100%それが効果的なのか?
では、その傾向がある作業療法ですが、100人の患者さん・利用者さんに有効なのでしょうか?
答えは違うと思います。
例えば、
・そもそもその作業が嫌い
・作業の難易度が高く、患者さん、利用者さんが理解できない
などと、実施してもらえないことなど山の数ほどあります!
つまり、これが注意障害によい作業療法だから!と知り、実践すると拒否にあい、どうすればいいのかわからなくなる・・・と言う状況になります(泣)
どう考えていくべきなのか?
ここで大切なのが、考え方です。
今までは『注意障害に効果的な作業療法』を探さすことをしていました。
そうではなく、『この作業はどうしたら注意障害にもアプローチできるだろう?』と考えて行きましょう!
つまり、“答えありき”で考えていくのです。
どう言うことか?
・まずは患者さん、利用者さんが興味のある活動を見つけて行きましょう!
・見つかったら、その作業をどのような環境設定、難易度設定をすれば今の課題に対してアプローチできるかを考えましょう
と言う流れになります。
これをやることでその方が興味のある作業で課題に取り組むことが可能となります!
まとめ
どうだったでしょう?
療法士の働き方は答えありきで、その答えに向かっていくためには何が必要なのか?を考えていくこと大切です!
そのためには色々な視点が必要です。その視点を養うために私は症例検討を推奨しています!
療法士活性化委員会、私の主宰している療法士のお悩み相談室では症例検討を開催しています!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたも
当たり前のことが当たり前にできるようになり
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療法士活性化委員会 認定講師
お悩み相談室 代表
加藤淳
住所:東京都板橋区成増1−12−8 小出マンション202
電話番号:070-1395-8506
メールアドレス:nagomi5409@yahoo.co.jp
HP:https://ptotst-supporter.jimdofree.com
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