毎週木曜日は国家試験の問題と解説をしてきます!!
*あくまで療法士活性化委員会としての解説なので確実な正答を保証するものではありません。必ず自分で調べましょう!
問
正常な小児の背臥位からの立ち上がりプロセスを図に示す。 このプロセスを辿る月齢はどれか。
- 8か月
- 13か月
- 24か月
- 30か月
- 60か月
解答
5
解説
8ヶ月:つかまり立ちが可能
13ヶ月:背臥位から腹臥位→四つ這い→高這い→立位
24ヶ月:背臥位から腹臥位→四つ這い→片足立ち位→立位が可能
30ヶ月:背臥位から部分的な体幹の回旋→片足立ち位→立位
60ヶ月:背臥位→蹲踞⇨立位
ですので、解答は5となります。
これを臨床で活かすには?
発達段階は小児だけでなく、成人でも応用ができます。例えば、立ち上がりができない方がいた場合、発達段階で考えると何ヶ月のレベルに相当するかがわかります。そうするとそのレベルに必要な身体機能が備わっていないため、立ち上がりができないというのが理解できるようになります。そうなると運動の方法の一つとしてその身体機能が獲得できる発達段階の動作を行うことで立ち上がりの改善につなげることができます。
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