こんにちは、療法士活性化委員会の大塚です。
本日も人工知能(AI)についてお話していきたいと思います。
前回の記事はこちら↓
仮想現実(VR)と拡張現実(AR)の応用について
仮想現実(VR)とは、バーチャルリアリティの略で、映画などの仮想世界から受ける知覚の擬似的体験のことです。
拡張現実(AR)とは、現実世界に仮装の知覚情報が付け加えられたもののことです。
これらを使用してリハビリを実施すると、よりリアルな退院後の環境(自宅、施設等)を想定したリハビリが可能になります。
実際に、VRやARは既にリハビリに利用されています。
特に、半側空間無視や片麻痺に対するリハビリに効果があるという研究も進められています。
VRやARを用いた訓練は現段階では難しいかもしれませんが、退院後の空間・環境を想定してリハビリを提供することは大切です。
AI技術の倫理的考慮事項について
AI技術はとても便利であるとシリーズでお伝えしてきましたが、倫理的な側面も伴います。
様々なデータを入力したり膨大なデータを収集したりするので、プライバシー保護やデータの安全管理、透明性の確保などが重要になってきます。
データの計測目的や使用方法について患者さんに十分説明し、同意を得る必要があります。
また、AI技術による便利な機器ができても、リハビリおける患者とセラピストの信頼関係はAIで代替することはできないので、過度の依存を避けることが大切です。
まとめ
リハビリテーションの進化:AI技術が生む未来の可能性4
1. VRやARを利用することで、退院後の環境を想定したリハビリを提供することができる。
2. そのために今療法士にできることは、退院後の空間・環境を想定してリハビリを提供することである。
3. AI技術は便利なものだが、その分プライバシー保護やデータの安全管理、透明性の確保などが重要であり、過度の依存を避けることが大切である。
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