こんにちは、理学療法士の林です。療活では、整形疾患と臨床の相談会の担当しております。
突然ですがこんなことを思ったことはありませんか……?
膝の痛みを改善したい!!!
そうでしょう、そうでしょう。わかります、わかります。誰だって膝の痛みは改善したいですよね。そんなあなたに贈るのが、この記事です!
さあ、リハビリで思う存分、膝の痛みへアプローチしましょう!!!
目次
- リハビリで、膝痛に介入しよう
- 動作編〜スクワッティングテスト〜
- 検査編〜リスフラン関節の可動性テスト〜
- 介入編〜リスフラン関節のモビライゼーション、腓骨筋、後脛骨筋のリリース、キッキング〜
- おわりに
リハビリで、膝痛に介入しよう
動作、検査、介入まで、3ステップにわたって膝痛の考え方をご提案。お好きな方法を試してみてくださいね!
動作編〜スクワッティングテスト〜
*画像はイメージです。
まずは動作編なので、スクリーニングでの評価方法から。
方法:
足を1歩前へ出します。
足部と膝の位置をみます。
解釈:
ふらついた時の反応で評価します。
膝が内側へ入る➡腓骨筋
膝が外側へ入る➡後脛骨筋
上記の筋の筋力低下が考えられます。
なので筋力検査(MMT)を行って確認していきましょう。
ただ筋力を発揮するためには関節が動かないといけないので、
次に関節の可動性を確認します!
検査編〜リスフラン関節の可動性テスト〜
*画像はイメージです。
方法:
①内外側のリスフラン関節を触診
②捻じる
解釈:
可動性の低下があると動かしずらい
介入:
動き少ない➡リスフラン関節のモビライゼーション
動きある➡腓骨筋or後脛骨筋のリリース
この時に動きが少なければ、関節の問題ですし、
動きがある場合は筋へのアプローチをしていきます!
介入編〜リスフラン関節モビライゼーション、腓骨筋、後脛骨筋のリリース、キッキング〜
いよいよ介入編です!
介入では順番が大切になります。
①モビライゼーション
「リスフラン関節」
③促通
「キッキング」
モビライゼーション、筋膜リリースを行っても動作の中で使えるようにしないといけませんよね?
下肢は足部だけでできていません。
なので下肢全体の促通をしていきましょう!
終わりに
いかがでしたか? リハビリで思う存分、膝痛へ介入ができそうですか?
リハビリでも膝痛を改善したい、という気持ちだけで書いた記事ですが、少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。
最後に、この介入に付き合ってくれた患者さんに感想を頂いたのを掲載しておきます。
なんとも嬉しい意見を頂きました。
では、みなさま素敵なリハビリテーションライフを!