Assessmentコース嚥下編の内容をご紹介します。
Assessmentコースでは
関節運動学・生理学に基づいた各関節・筋肉の動きを説明し、評価・促通・ADLへの繋げ方をお伝えします。
嚥下編では大きく分けて3つのことをお伝えします。
- 姿勢のみかた
- シーティング・ポジショニング
- 嚥下・呼吸に対する直接的な介入法
1、姿勢のみかた
嚥下や呼吸に問題がある時にまず療法士が介入できること、それは姿勢です。
姿勢に対するアプローチを行うことで嚥下や呼吸も改善していきます。
なぜ嚥下や呼吸を見る必要があるのか?
そもそも体が動く・回復するにはエネルギーが必要です。
体を作る元となるタンパク質は食事で摂取します。
体を動かすエネルギー(ATP)を効率的に生成するにはミトコンドリアに酸素が必要になります。
つまり呼吸と嚥下に問題があると全身の栄養状態が悪くなり、運動療法や筋力強化などのリハビリ全体の効率が悪くなってしまいます。
だから呼吸・嚥下も見る必要があります。
2、シーティング・ポジショニング
姿勢を改善するためには体の機能とともに臥位姿勢・坐位姿勢のポジショニング・シーティングが必要になります。
実際のシーティング・ポジショニングをなぜそれが必要なのか?の理由も合わせてお伝えしていきます。
シーティング・ポジショニングができると、日常生活での可動域の維持や筋緊張の調整ができるようになります。
リハビリの最初にリラクゼーションなどの準備の時間を減らすことができリハビリの時間を効率的に使うことができます。
3、直接的な介入方法
直接的な介入として
胸鎖乳突筋のリリース、斜角筋のリリース
肋椎関節のモビライゼーションを行います。
まず胸郭のバケットハンドル・ポンプハンドルモーションを評価し、適切なモビライゼーションを行なっていきます。
まとめ
Assessmentコースでは短時間で問題にたどりつき、効率的にアプローチの選択できるよになることでより早く患者様の目的の達成をサポートできるようになることを目的としています。
そのため関節運動学・生理学に基づいた評価・促通法・ADL動作への繋げ方をお伝えします。
嚥下編では
1、姿勢のみかた
2、シーティング・ポジションング
3、直接的な介入法
をお伝えします。
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嚥下・呼吸と肩関節の繋がりは?
嚥下・呼吸は全身状態に関わっていきます。そもそも栄養状態が悪い場合、望ましい回復は見込めません。そういった意味でも嚥下・呼吸は全てに関わってきます。
また胸郭のアライメント・可動性に関わってくるため、肩甲胸郭関節の動きに深く関わってきます。
肩甲胸郭関節は肩の運動(肩甲上腕リズム・臼蓋上腕リズム)などに深く関与してきます。
体幹・膝・足部・胸郭と土台を整えて最後は肩関節に対する評価とアプローチになります。
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