まだ間に合う!サルコペニアに対して療法士が提供できること

こんにちは!
患者さん・利用者さんの問題点を一緒にさがす!を基本にしている加藤です。

先週は理学療法士・作業療法士の国試が実施されましたね。この時期になると新人時代を思い出す人が多いのではないでしょうか?

新人時代だけではなく、臨床で常に悩む現象、それが「筋力低下」という4文字ですね。

筋力訓練をしてもなかなか筋力が向上しない・・・

と悩んでいる療法士がいましたら是非、読んでいただきたいと思います。

では!行ってみましょう!

目次
サルコペニアとは?
サルコペニアのメカニズム
注目しないといけない血液データ
アルブミンを下げる意外な要因
最後に

 

サルコペニアとは?

臨床で最近注目されている、筋力低下の状態の一つとしてサルコペニアがありますね。

さてそのサルコペニアとはどんな状態でしょう?少し調べてみましょう

サルコペニアとは、加齢や疾患により、筋肉量が減少することで、握力や下肢筋・体幹筋など全身の「筋力低下が起こること」を指します。または、歩くスピードが遅くなる、杖や手すりが必要になるなど、「身体機能の低下が起こること」を指します
 サルコペニアという用語は、Irwin Rosenbergによって生み出された造語で、ギリシャ語で筋肉を表す「sarx (sarco:サルコ)」と喪失を表す「penia(ぺニア)」を合わせた言葉です。

(引用:https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/sarcopenia/about.html

なるほどでは簡単に話すと筋肉量が現象してしまい、低筋力、低筋肉量、低身体機能の状態ということです。

ではこのサルコペニアになぜ陥ってしまうのでしょう?

サルコペニアのメカニズム

サルコペニアの状態は筋肉量が低下していることが大きな要因となります。

つまり、筋タンパクの分解が合成をうわまっている状態ということです。身体の中では常にタンパクの分解と合成がおこなわれていますが、そのバランスが崩れている!ということになりますね。

注目しないといけない血液データ

では、なぜ合成が間に合わないのでしょう?

1つの要因としてタンパク質を作る時の原材料が足りていない・・・ということが考えられます。そこでみないといけないのが血液データーです。その中でも見てもらいたいのがアルブミンです。アルブミンは約600個のアミノ酸からできた分子量約66,000の比較的小さなタンパク質です。つまり筋肉の原料となります。

このアルブミンが足りない状態で筋力訓練をしても合成するだけのタンパク質がないので筋肉は増えることがありません・・・

アルブミンを下げる意外な要因

このアルブミンを低下させている意外な要因があります。それが呼吸です!

呼吸が悪い状態では代謝の効率が悪いため、早めに糖質を使い切ってしまいます。さらに、脂肪を分解してもエネルギーが足りないため、今度はタンパク質を分解せざるをえないのです・・・つまり呼吸が悪いことでタンパク質の合成=筋肉の増量ができなくなっているのです。

この場合、療法士ができることがいかに呼吸を楽にすることができるのか?という介入です。呼吸介助、胸郭の可動性、ポジショニングなど色々と提供できそうですね!

最後に

どうだったでしょう?筋タンパクの合成と分解の面からサルコペニアを紐解いてみました。

サルコペニアの場合、1度呼吸を見直してみてください!ということです(笑)

呼吸が悪い場合は療法士としてサルコペニアに介入できることが多くあると思います。騙されたと思ってぜひ介入してみてください。

この介入方法を学べる場があります。

Assessmentコースでは呼吸・嚥下の評価・解釈・介入方法をお伝えしております。

1度学びにきませんか?

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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療法士活性化委員会
認定講師
作業療法士 加藤 淳

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