みなさんこんにちは療法士活性化委員会の大塚です。
先日講習会にご参加いただいた方からこんな質問を受けました。
「講習会が多すぎてどこに行ったらいいかわからない」
確かに、昨今の当委員会も含めてセミナー団体が数多く生まれ
様々な講習会が開かれています。
流石にこれだけ多いと迷いますね。
そこで今回は大塚が講習会を選ぶ基準をお伝えしたいと思います。
1.理念がしっかりしている
ほんとに沢山の団体がありどこもすばらしい技術をお伝えしていると思います。
でもその技術、何の為に伝えていますか?
どの団体にもHPはあります、しっかりと理念を確認してみましょう。
2.参加定員
これは実技系と座学系で分かれます。
座学系でしたらそこまで気にしなくてもいいと思いますが、
実技系ではここはかならず確認しましょう。
講師1人に対して40人や60人を超えるような講習会は
ほぼ実技練習の際確認してもらえません。
実技の講習会の一番の利点は講師やインストラクターの方に実際に触ってもらい
その感覚を体験する事に有ると考えています。
講師1人に対して受講生15人以下が理想ではないでしょうか?
もちろん講師意外にもインストラクターがいるでしょうから
その人数も確認しておくといいと思います。
3.内容が多すぎない
これは2の内容とも通じる部分がありますが、内容が適度なものを選びましょう。
沢山学びたい!と言う気持ちもわかりますが、
内容が多すぎると一つひとつが中途半端になってしまう事があります。
具体的には触診ならば1日で8部位ぐらいが限度だと僕は思います。
ちょっと少ないかな?ぐらいの内容でちょうどいいです。
4.費用
これはいろんな要素が含まれているので一概には言えませんが
おおよそ1日7,000円〜15,000円ぐらいが一番コストパフォーマンスがいいと感じます。
5.課題がある
実はこれが結構重要です。
講習会が終わると何となく満足してそこで終わってしまう事があります。
実は講習会の重要なところは講習会後にどれだけ実践しているか?
日々の臨床に落とし込めるか?です。
講習会後に適切な課題を出してもらえる講義を選ぶといいと思います。
基本的に課題が出るかどうかはHPなどからは判断できませんが、
コースで行うようなセミナーは課題や予習ができるので継続学習にオススメです。
以上の点を踏まえ今まで私大塚が参加して身になっている講習会は
・セララボ 山口光圀先生主催 『センスアップ+』
http://www.thera-labo.com/news/index.html
・国際統合リハビリテーション協会 『Bclassコース』
https://iairjapan.jp/iair-course-info
の2つです。
まとめると
- 理念がしっかりしている
- 参加定員が講師1に対して15名以内
- 内容が適量
- 参加費用が7,000〜15,000円
- 課題がある
みなさまが講習会を選ぶ一助になれば幸いです。
もちろんこれに当てはまらなくても素晴らしい講習会はたくさんあります。
一人で全ての講習会に行くことはできません。
まず自分ができていること、できていないことを明確にし
何のために講習会に行きたいかを確認してから選んで見ましょう。
あなたも
当たり前のことが当たり前にできるようになり
一緒に信頼される療法士になりませんか?
療法士活性化委員会
委員長 大塚 久
療法士活性化委員会では
療法士に土台と自信を提供し
一人ひとりの患者様・利用者様がその人にとってのより良い生活でき、
笑顔になることを目的に講習会を行っています。
”人生をデザインする”
療法士活性化委員会
発行責任者
大塚 久
神奈川県藤沢市鵠沼松が岡3−27−6大牧マンション301
TEL:080-5987-7441
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