みなさま、こんにちは!
Assessmentコースの講師の加藤です。
療法士の皆さんが必ず評価しないといけない項目
それが、ADLですね!
このADL評価ですが、みなさんはまず最初に何が思いつくでしょうか?
- FIM
- BI(Barthel index)
などがすぐに思いつくでしょうか?
確かに大切ですが、これはあくまでも効果判定などに使われるためのツールです。
私はADL評価でもっとも大切だと思っているのは
動作分析
です!
何故、動作分析がADL評価なのか?
そもそもADLを評価する理由はなんでしょう?
- 生活の中で苦労している動作を見つけ改善するため
- 介護する側にどのような介護が必要なのかをお伝えするため
- 在宅復帰のため
など、様々ですが、その全てに統一していることが、
対象となる動作を阻害している要因を探すこと!です。
これがADLを評価する理由ではないでしょうか?
要因を探すためには?
ADLを評価する理由は動作を阻害している要因を探すためでしたね。
では、その要因はどうすれば見つかるのでしょうか?
ここで必要となるのが動作分析です。
動作分析をすることで、細かく動作を見ていくことが可能となります。
FIMやBIでは、その動作ができているか?できていないか?どのくらいの介助量?くらいしか把握できません。
その動作でできていない要因を把握するためには必ず動作分析が必要となるのです!
動作分析で必要なことは?
動作分析で何かわかるのか?
それは、動作を細切りにして、その一つ一つの動作ができているか?できていないか?をみていきます。
その細切れになった動作でできていない箇所を見つけ、その動作に必要な要因をピックアップします。
そのピックアップした要因のどれが阻害しているのか?を抽出するために必要なのがROMやMMTなどの1つ1つを見る細かい評価です!
まとめると
- ADLを見るためには動作分析が必要です。
- 動作分析で動作を細切れにし、どの動作で止まっているのかを抽出します
- そのピックアップした動作に必要な要素を1つ1つ評価していきます。
- 評価の結果に対してアプローチし、さらに再評価します
以上のような流れになるでしょう!
つまり、ADL評価で必要な要素は
1 動作分析
2 評価
3 正確なアプローチ
となります。
療法士活性化委員会では、basicコース、Assessmentコース、analysisコースにて
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療法士活性化委員会
認定講師
作業療法士 加藤 淳