猫背だと寝返りは難しい!?「肩甲骨アライメント」の落とし穴[療法士に必要なセルフエクササイズの考え方~その58~]

こんにちは!
モーションアナライシスコース講師の吉田頌平です。

 

 

 

 

 

前回のブログでは、肩関節に注目して
寝返り動作の分析のポイントをお伝えいたしました。

肩関節に注目した動作分析は、最近では肩甲骨の動きに注目することが多いかと思います。かくいう私も肩甲骨の動きに注目することが多いのですが、そんな中で「たまにだけ、肩甲骨の動きが全く分析できない状況がある」という一見奇妙な内容のご相談を受けたことがあります。

苦闘の末に無事原因を突き止め、解決することができたので、記事にして皆様にシェアしておこうと思います。

 

寝返り動作中の肩関節 動作分析 – 肩甲骨  編 –

▼目次

  • 肩甲骨の動きの特徴
  • 評価するポイント

肩甲骨の動きの特徴

前回のコラムで、肩甲上腕関節に注目すると、
肩は寝返る時に「内旋」方向へと動くことを
お伝えいたしました。

この寝返り姿勢では、上腕は下垂位に近いので
具体的に言うと、肩は「第一肢位での内旋(1st 内旋)」の動きが強かったですね。

ここで肩甲骨に注目します!
円背や猫背で過ごす方では、肩甲骨は挙上した状態で固定化しやすいですよね。

円背や猫背の状況って、肩甲上腕関節では…
『1st内旋を強めた』状態を作り出してるんです!

もともと肩が内旋位の状態になっていると、
回旋筋腱板や肩甲骨を安定させる前鋸筋菱形筋僧帽筋中・下部が十分に機能しません。

そのため、不安定な肩にいきなりドンっ!と荷重することになり、
肩に荷重する前に寝返り動作が止まる現象が発生しやすくなります。

 

評価するポイント

引用元:グレイの解剖学

前回もお伝えした肩の内旋を評価するポイント
 ・肩甲下筋は収縮できる? 
 ・肩の内旋動作を自動運動で行える?
 ・肩の内旋MMTは?
に加えて、

・肩甲骨をそもそも動かせるか?
 ・抵抗下で肩甲骨を外転するように動かせるか?
を評価していけるといいですよ!

 

麻痺のある方の場合、健側上肢をフル活用して過ごされるため
肩甲骨を支える筋肉が疲労してカッチカチになり、

猫背のような肢位になっていることがありますので
健側の動きにも注目して介入プランを考えてみてください^^

 

終わりに

実際に私が肩甲骨の動きに注目したように、寝返り動作を分析している時に本来の関節の動きを忘れることは意外と多く存在すると思います。

細かい部分ではありますが、少しでもいろんな方の動きが変わってほしいので、注意していきたいですね。

動作分析が苦手…と思う方の苦手意識が
少しでも「楽しい!」に近づきますように。

ありがとうございました。

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