こんにちは!
患者さん・利用者さんの問題点を一緒にさがす!を基本にしている加藤です。
片脚立位が悪い=バランス訓練???
この前、ADL訓練のコツについて教えてください!と話題になりました。在宅復帰や施設での生活で必ず必要になるADLの自立度・・・介入する療法士にわかっているけど、どうしたら?となりますね。
ADLで必要になることが多い動作が立位の安定性やステップ動作です。今回はこのステップ動作について考えていきましょう!
ステップ動作は、重心移動が大切になりますね。その中で私が大切にしていることが片脚立位の安定性です。となると片脚立位の安定性の改善を実施していかないといけないのですが、
『片脚立位が安定しない=バランス訓練』となりがちですが、本当にそうでしょうか?
バランスが悪い要因を探っていく必要がありますね!
そもそも片脚立位を安定する要因は?
今回は、片脚立位の要素でも股関節に焦点を当てていきましょう。
まず、股関節を安定させるためには3つの要素が必要です。
- 前面の安定性
- 側面の安定性
- 後方の安定性
それぞれの安定性の要因で大切なのがインナーマッスルです。アウターマッスルは関節の動かすことが目的であり、インナーマッスルは関節の安定させるのが目的です。
つまり、股関節のそれぞれの方向のインナーマッスルを知っておくことが大切であると私は考えます。
では訓練ではどうすればいいのか?
3つの要因の中でも、どの方向の安定性が弱いのか?その原因はどの筋か?をしっかり把握する必要があります。そのためには評価ですね!しっかりと評価をすることで適切なアプローチが可能となります。このアプローチができるからADLに必要なステップを獲得することができるのです!
その先には何があるでしょう?
動作ができるようになり、生活が豊かになった患者さん・利用者さんの笑顔ですね。療法士としてその笑顔が何よりも嬉しく、働きがいがある瞬間です。
みなさんも私と一緒に患者さん・利用者さんの笑顔に出会ってみませんか?
療法士活性化委員会のAssessmentコースでは体幹・骨盤・股関節・膝関節・足部・肩関節・呼吸・嚥下の評価法をお伝えしております。
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療法士活性化委員会
認定講師
作業療法士 加藤 淳