こんにちは、理学療法士の林です!
先日、5/9に「臨床の相談会」を開催しました。リハビリの仕事をしていると臨床の悩みってつきないですよね?今日はそんな臨床の悩みについて皆さんとシェアしていきたいと思います。
相談内容を確認しました。
1つは「触診を復習したい」
2つめは「THA術後の退院後の目標設定」
でした。
触診で悩んでいる方は
肩関節周辺の触診が困っているとのこと。
今回の触診内容は
・胸鎖関節
・肩鎖関節
・肩甲胸郭関節
THA術後の退院設定に悩んでいる方は
・自宅内、庭の移動自立、家事の自立、旦那さんのパッド交換
具体的に明日からどうするかみんなで話し合っていきます。
今回は
肩関節周辺の触診は
・研修会で講師がどうやっていたかを写真で確認。
・教科書の内容やメモを確認。
THAの術後の退院設定の場合は
・患者さんが一番希望しているのはどんな目標か?
・優先順位を決めるとリハビリが明確になるのではないか?
など意見がでました。
触診するためには関節、筋のイメージが必要になります。
また、退院設定をするためにもどんな生活がしたいかできるのかを
イメージできないと情報がたくさんあって混乱してしまいます。
具体的には
1、療法士のイメージ
2、教科書、患者さんのイメージ
3、お互いのイメージをすり合わせ
この流れで療法士と他の情報の組み合わせでイメージが明確になります。
イメージをつけたらどの順番に行うかが大切です。
イメージ像が果てしなくなってしまうと
療法士も患者さんも大変ですよね。
方法は
例 触診)
1、関節、筋を教科書で確認
2、実際に触ってみる
3、確認する
例 退院設定)
1、病室での自立
2、棟内での自立
3、屋外での自立
流れを自分で明確にすると、療法士も混乱しなくなりますし、患者さんも助かります。
今回報告したのは「触診の方法の確認」、「THA術後の退院設定」でした。みなさん1人1人の悩みは異なると思います。ポイントとなるのは「イメージ」「優先順位」でしたね。ぜひ一緒に考えて臨床の悩みをシェアしたり解決したい方は第2木曜日に臨床の相談会でお待ちしています。>>>臨床の相談会
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