立位バランス検査って何見るの?

こんにちは!
患者さん・利用者さんの問題点を一緒にさがす!を基本にしている加藤です。

私のたちの生活の中では欠かせない姿勢。それが立位姿勢ですね。この立位バランスを重視して臨床で評価している療法士も多いのではないでしょうか?この記事ではその立位バランス検査で何がわかるのか?を解説していきたいと思います。

目次

バランス検査でわかること
股関節
膝関節
足部
まとめ

バランス検査でわかること

バランス検査で思いつくのが、片脚立位ではないでしょうか?

歩行時や移乗時など片脚で全体重を支える機会は日常生活の中で非常に多いです。そのため、私もよく片脚立位の可否や時間を測定していました。

しかし、そこから介入につなげるにはどうしたらいいでしょう?

『片脚立位の時間が1秒未満』という事実で何がわかるでしょう?バランスが悪い!はわかりますが、なぜ悪いのか?は絶対にわかりません。

ここの『なぜバランスが悪いのか?』を細かく評価して行くことが大切です。この工程を無視するとバランスが悪いからバランス訓練!というプログラムになってしまいます。

股関節

片脚立位でまず評価してくのが、股関節の安定性です。

荷重をかけた際に、股関節の前方・後方・側方のどこの不安定性があるのか?を評価してくことが大切です。

ぜひ、ここを注目してみてください!

膝関節

片脚立位にて膝関節もしっかり観察してみましょう!

膝はしっかり伸展しているのか?反張膝にはなっていないか?を確認し、問題がある場合は背臥位にてしっかりと膝関節のみの評価をしてきましょう!

足部

足部では立位をとった時に、外反していないか?内反していないか?を評価していきましょう!

問題がある場合は、リスフラン関節・距腿関節・距骨下関節や足部を安定させる筋をしっかりと評価していきましょう!

まとめ

片脚立位でわかることは『バランスが悪い!』という事実のみです。

なぜバランスが悪くなっているのか?をしっかりと考え、各部位を細く評価してくことが、その方にあった個別プログラム立案となります。ぜひ、この流れで臨床に望んでみてください。

療法士活性化委員会では、この評価・解釈を学べる場を用意しております。

Assessmentコースでは骨盤、脊柱、股関節、膝関節、足部、肩関節、呼吸・嚥下の評価・解釈・介入方法をお伝えしております。

この流れで受講していただくことで全身を短時間で評価することが可能となります。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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療法士活性化委員会
認定講師
作業療法士 加藤 淳

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