ブルンストロームStageⅢという評価で何がわかるのか?

ブルンストロームStageⅢという評価で何がわかるのか?

こんにちは!
患者さん・利用者さんの問題点を一緒にさがす!を基本にしている加藤です。

後輩:〇〇さんのアプローチってどういうのがいいんでしょうか?

先輩:ブルンストロームの結果は?

後輩:多分Ⅲくらいです

先輩:Ⅲね〜。何がいいかな〜

以前、講習会で聞かれた一幕です。私はこの会話に2つの違和感を覚えました。この会話のどこに違和感を感じたのか?麻痺の分離を促通するために必要な評価が入っていないことです。本日はこの会話を元に、麻痺の分離を考えていきましょう。

目次

違和感を感じた2つの本性
ブルンストロームStageⅢとは?
次に何をすればいいのか?
まとめ

違和感を感じた2つの本性

上記の会話で私がどの2点に違和感を感じたのか?

それは
・麻痺のレベルを多分Ⅲと言った点
・BRSⅢでも、どのくらいのレベルのⅢなのか?
です。

1点目はそもそも評価をしていない様子です。アプローチをするためにはまずしっかりと評価をしましょう!これがないと次に何をしていいのか?自体わからなくなります。2点目はStageⅢという評価が大雑把だったことです。この点については次に解説していきましょう。

ブルンストロームStageⅢとは?

以前のコラムでもお話ししましたが、私はBRSを臨床で利用していませんでした。利用していたのは上田式12段階片麻痺機能検査です。この検査ではとくにStageⅢが細かく分けられています。

Ⅲ-1〜3の段階では共同運動パターンが出現はしているもののまだ完璧に動かせるレベルではありません。つまり、共同運動パターンが定着していないことが考えられます。

しかしⅢ―4の状態であれば共同運動パターンは定着し、随意収縮がしっかりとコントロールできる状態になっています。

つまりStageⅢという評価では大雑把すぎて、共同運動パターンが十分にできるのか?できていないのか?がわからなくなってしまいます。

次に何をすればいいのか?

評価がしっかりできていれば次に何をすればいいのか?がわかります。

Ⅲ-1〜3の段階ではまだ共同運動パターンが定着していないため、引き続き共同運動パターンを促通した方がいいでしょう。

Ⅲ―4では十分に共同運動が可能なため、それぞれの大きな関節から分離を促通していくことが良いと考えれます。

まとめ

どうだったでしょう?しっかりと評価をすることでアプローチにつなげることが可能です。

臨床でもしっかりと評価をしていただき、アプローチにつなげていきましょう!

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