こんにちは、PTは下肢、OTは上肢って不思議な分類がなぜあるんだろうと思っている療法士活性化委員会委員長の大塚です。
11月17日(日)に療法士活性化委員会主催、
評価・アプローチのための触診基礎【上肢編】
が行われました。
このセミナーでは触診に必要な療法士の準備、具体的な上肢の関節、筋肉の触診方法、そしてアプローチ法とADLへの繋げ方についてお伝えしました。
それでは開催報告です。
まず今悩んでいることは何か?そしてなぜ触診が必要かをグループワーク
それぞれ今の考えや思いを共有することで今日のセミナーの目的を全体で統一します。
悩みを共有できる相手がいるとこんな顔になります。 pic.twitter.com/0h4k1kbPFJ
— 療法士活性化委員会 (@ryokatsu0518) November 17, 2019
触診がなぜ必要か?
のグループワーク pic.twitter.com/uFUCwBRnLU— 療法士活性化委員会 (@ryokatsu0518) November 17, 2019
触診に必要な6つのコツについて
触診がうまいかうまくないかは触る前の準備で大きく変わります。そのための療法士に必要な心構えと準備をお伝えしました。この準備をする、しないの2つのパターンで相手の防御性収縮が出るかでないかを体感していただきました。防御性収縮が出ると言うことはすでに侵害刺激であると言うこと。治したいと思って触っている行為が実は侵害刺激だとは考えただけでもきついですね。
評価・アプローチの為の触診セミナー基礎【上肢編】
まずは触るために必要な療法士の心構えと相手に与える影響について pic.twitter.com/Iu0hX0aCbr— 療法士活性化委員会 (@ryokatsu0518) November 17, 2019
続いて具体的な触診方法
今回は主に上肢の関節と筋肉の触診を行いました。始まる前は難しいと言う印象の触診ですが、手順を踏めば実はそこまで難しく考えないでもできるようになります。
そして実際の触診。
今日は上肢編ということでOTさんがほとんどです。 pic.twitter.com/l2wwpZ3ttS— 療法士活性化委員会 (@ryokatsu0518) November 17, 2019
触れた部位へのアプローチ
まず肩甲骨、肩関節、肘関節、前腕、手関節、手指の役割を説明、それぞれ動作分析の中でどの役割が問題となっているかをみてアプローチする部位を決めていきます。
さらに徒手的に変化がでた部位に対してはその後、ADL動作などの無意識で使える状態にすることで機能変化が動作に反映されます。
触診が出来たら実際の評価とアプローチへ。
触診後、評価とアプローチに移行することで触診の技術が上達します。 pic.twitter.com/5VTCdgqLPI— 療法士活性化委員会 (@ryokatsu0518) November 17, 2019
最後に
実は今回は養成校の1年性も参加していました。自分が授業でできなかった触診をネットで調べて習いにきたようです。近年、学生の質が落ちているとか言われていますが、そんなことはないと思います。こうやって常に問題意識を持ってリハビリの勉強をしている学生もいます。もし学生のやる気が見られないなら、僕ら先輩療法士がやる気が出るような仕事を見せていないのかもしれません。もちろん学生のためにリハビリをするわけではありませんが、学生にてお手本にしてもらえるように常に技術の研鑽は続けていきましょう。
感想をいただきました。
ありがとうございます。 pic.twitter.com/ZtXSH4jpul— 療法士活性化委員会 (@ryokatsu0518) November 17, 2019
触診を基礎から学び直すなら
>>>【触診が苦手な方限定】6日で学ぶ評価・アプローチのための触診セミナー
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