『ROMexを効率的に行うための触診〜開催報告〜』

みなさんこんにちは、療活の大塚です。

療法士活性化委員会 大塚

2018年5月21日(日)、療法士活性化委員会主催の疾患別1Day講習会

が開催されました!

今回のテーマは

「ROMexを効率的に行うための触診」

 

ほぼ100%の療法士がカルテに「ROMex実施」と書いたこたがあるのではないでしょうか?そのくらいメジャーなROMex。もちろん学校でもROMの測定から習います。
でも僕はそのどメジャーなROMexを「可動範囲を繰り返し動かして可動域を広げていく」ぐらいにしか理解しておらずそのままやって全然改善せずに悩んでいました。でも途中で気づいたんです、ROMexの目的が可動域の改善じゃないことに!
そして僕と同じように間違った認識のままROMexを漫然と続けてしまうことが無いように始まったのがこの講習会です。初回は2017年9月にスタートして今回でなんと3回目。

それでは講習会の様子をお届けします!

 

講師の紹介

講師は私、療活委員長の大塚です。

ご存知の皆さんも多いかと思いますが、僕はそもそも落ちこぼれ、養成校の成績も悪く、評価実習で作成したレポートは5ページのみという伝説を持っております笑

そんな“そもそもできないやつ”の大塚が苦労して少しづつできるようになって来た方法なので、おそらくどんな療法士もできるようになるはず。その中から今回は「ROMex」にフォーカスして皆さんと学んでみました。

リハビリの目的について

まず大前提としてリハビリの目的について。
僕はここが抜けてしましますのでここからみんなでグループワークです。

思い返せば東京衛生学園専門学校に入学して最初の授業で今は学科長の森島健先生に

「なぜ本校は理学療法科ではなくリハビリテーション科なんでしょう?そもそもリハビリってなんのためにやるか考えてみましょう」

と言われて考えたことを思い出します。
この頃はまだ学ぶ意欲があったのでしっかり覚えています笑

そもそもリハビリテーションの目的は「社会復帰」
そして社会の最小の単位は「家族」です。
なのでリハビリの目的は「日常の生活に戻ること」と考えられます。

ROMexの目的は?

リハビリの目的が社会復帰なので、ROMexも社会復帰がゴールになっていないと辻褄が合いません。
ただ社会復帰ですとイメージがしにくいのでもう少し具体的にすると、

「ROMexで拡大した可動域が日常生活の中で自然と使える状態にすること」

要は「運動学習」です。

ROMexを日常生活で使える状態にするには?

このためには3つの段階があります。それは

  1. 動きやすい状態にする(機能改善)
  2. 意識的に動かす(能力改善)
  3. 無意識で動かす(日常生活の改善)

です。

なので僕が新人の頃繰り返していた、可動範囲を繰り返し動かすのは「意識的に動かす」をやっていたんですね、そもそもが動きにくい状態だったから可動域が変わるわけないですよね?

動きやすい状態にするには?

ここで必要になってくるのが「制限因子」の特定です。
この関節がなんの要素で制限されているのか明確にすることでアプローチ方法が変わります。
制限因子を特定するの感じるのが皆さんもよく知るend feelです。

end feelの種類は?

End feelの種類は大きく分けて3つ

  • 骨性
  • 結合組織性
  • 軟部組織性

です。

これが明確になることで動きやすい状態にすることができます。
その判別方法と評価・アプローチの方法を股関節にフォーカスして実感してもらいました。

次は意識的に使う

動きやすい状態になったのでここから意識的に使う段階です。
意識的に使うのはいつも僕がやっていたような、「可動範囲を意識的に繰り返し動かす」を行います。その際に他動・自動介助・自動運動で段階ずけをしていきます。

最後は無意識で動かす

先ほどの段階では意識的に股関節の伸展を誘導していましたが、例えば日常生活で歩くときはいちいち「股関節を伸展しながら」なんて考えて歩いていません。
そこで無意識で股関節伸展が出るような歩き方を考えてもらいました。
無意識で股関節伸展が出せるようになると、再度可動域が制限されることが無くなります。
ここの段階まで落とし込まないと「何度リハビリやっても可動域が戻ってしまう」状態となってしまいます。

今日1日で元々片脚立位が苦手だった方ができるようになったそうです笑
最後に

end feelを把握するにはまず正確に【触診】ができていることが前提にあります。
触診を正確に行うことで意図した関節のend feelの評価が可能となります。

実は大塚自身も養成校時代から触診が苦手で、その先の評価・動作分析・アプローチ・セルフケアな度が全くできなくて10年も悩んでいました。その解決の糸口になったのが【触診】です。
もし何から学んでいいか迷っている方は触診から学んでください!

療活では同じ目標の向かって進む療法士をサポートする場、そして一緒に成長する仲間がいる場所をこれからも提供し続けていきます。

あなたの理想に向けて療活は全力でサポートしていきます!!
みんな笑顔で仕事できたらなんか良くない?

平均おすすめ度 9.1点(10点満点)

10点 回復期 作業療法士  M.M様

・実技の説明もわかりやすく、楽しい雰囲気だったから。

・触診する上で、どこがポイントかわかった。

 

10点 回復期 理学療法士 R.S様

・目的付が明確で、やることの効果がすぐ出ていた。

・明日からすぐに実践できそう。

 

9点 急性期 作業療法士 F.M様

・初めての講習会だったが、教えてくれることも簡単でわかりやすかった。

・エクササイズの目的動作を意識して考えることができそう。

 

10点 訪問 作業療法士 K.F様

・わかりやすく丁寧に指導していただき、実技ではインストラクターの方が気軽に声をかけけられる関わりをしてくださったので本当に良かったです。

・触診の苦手やアプローチの仕方が克服できた。

 

7点   回復期 作業療法士

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