評価と介入に一貫性がありますか?

評価と介入に一貫性がありますか?

こんにちは!
患者さん・利用者さんの問題点を一緒にさがす!を基本にしている加藤です。

学生時代や新人時代に
『このプログラムと目標と評価の一貫性があるの?』
とよく聞かれていました。

評価の結果をどうしたら介入に繋げられるのでしょか?本日は麻痺の評価と介入に一貫性を持たせる方法について考えていきましょう。

麻痺の評価とは?

麻痺の評価として最初に浮かぶのがブルンストロームステージですね。

では何を評価しているのでしょうか?

麻痺の状態と言われていますが、正しくは回復段階の現状を把握するために必要な評価です。

まずは目的をしっかりと整理していきましょう

介入に必要な評価とは?

では、その評価を介入につなげるためにはどうしたらいいのか?

ブルンスロトームは回復段階を評価しています。つまり、対象者が現在の麻痺の段階はどこにいるのか?がわかるのです。

しかし、ブルンストロームでは大雑把すぎます。例えばBRSⅢという結果でも
・共同運動が屈曲パターン、伸展パターン共に可能
・共同運動パターンが1部出ている
の詳細がわかりません。

そこでおすすめなのが上田式12段階片麻痺機能検査です。この検査ではより詳細に分かれており、対象者の回復段階がよりわかりやすくなります。

介入はどうすれば?

その評価をどうしたらいいのか?

答えは簡単です。

現在の回復段階を確認したら、次の段階に目を向けてみてください。

その次に回復するステージに、これから分離が進む要素が入っています。

つまり、ステージⅢだったら、ステージⅣの課題を実施するということになります。

まとめ

どうだったでしょう?

上田式12段階片麻痺機能検査を利用するとことでより詳細がわかり、次にどの介入をすればいいのか?がわかりやすくなります。

ぜひ、臨床で12段階で評価し、介入まで繋げてみてくださいね。

療法士活性化委員会ではこの評価・介入を学ぶ機会をご用意しました。

脳血管疾患に対する評価とアプローチ〜麻痺の分離と促通法と動作の再獲得〜

DVDでも学べます。

麻痺の分離と促通法3枚組

【DVD教材】麻痺の分離と促通法

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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療法士活性化委員会 認定講師
お悩み相談室 代表
加藤淳
住所:東京都板橋区成増1−12−8 小出マンション202
電話番号:070-1395-8506
メールアドレス:nagomi5409@yahoo.co.jp

HP:https://ptotst-supporter.jimdofree.com

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