脊柱圧迫骨折について勉強してみた〜骨粗鬆症の視点から〜

脊柱圧迫骨折について勉強してみた〜骨粗鬆症の視点から〜

こんにちは、療法士活性化委員会の大塚です。

理学療法士大塚久

こんにちは、療法士活性化委員会の大塚です。

皆さんの担当している方の中に脊柱圧迫骨折の疾患をお持ちの方はいますでしょうか?今いなくてもおそらく一度は担当したことがあるんじゃないでしょうか?そして大体の方が骨粗鬆症もお持ちではないでしょうか?今回はそのよく担当する脊柱圧迫骨折と骨粗鬆症についてお伝えしていきます。

 

脊柱圧迫骨折とは?

脊柱の椎体が潰れ、くさび形になる骨折です。骨粗鬆症によるものが殆どで、まれに強い外力(転落、追突事故など)、腫瘍の骨転移で受傷することもあります。特に骨粗鬆症性のものは胸腰椎以降部(TH12/L1)で多く見られます。

診断はレントゲン

  • 脊椎の高さの減少(特に6cm超)
  • 放射線透過性の亢進
  • 骨梁構造の消失
  • 前方の楔状化

が特徴的な所見です。

治療

保存療法が殆どで、骨粗鬆症を併発している場合は

  1. 骨粗鬆症に対しての投薬治療
  2. 早期の理学療法

を行います。

骨粗鬆症について

骨粗鬆症は骨量が減ることで骨自体が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。

ざっくり説明するとカルシウムが

食事→腸(ビタミンD、日光)→血液(骨形成、甲状腺ホルモン)→骨→血液(骨破壊)→排泄

のように流れています。この骨形成と骨破壊のバランスが崩れて破壊が多くなった状態が骨粗鬆症です。

骨粗鬆症により骨がもろくなった状態での転倒や重度の場合は明らかな受傷起点が無くても圧迫骨折を起こすことがあります。

骨粗鬆症の治療で重要なのが栄養と運動です。

骨粗鬆症への介入

骨粗鬆症の介入の2本の柱は栄養と運動です。

栄養

ここは基本的に投薬や食事の管理になります。DR.や栄養士に任せましょう。骨はコラーゲンにカルシウムが沈着することで形成されています。なのでタンパク質の摂取も必要です。

運動

ここはリハビリの出番です。骨の強さには強度・質の2つの要素があります。

  • 強度:単純な硬さです。強度が強いことで支える事ができます。
  • 質:しなやかさです。骨は硬いイメージがありますがしなります。しなることで折れにくくなります。

この2つを獲得するために必要なのが荷重と振動刺激です。

荷重と振動刺激の両方の要素を含んだ運動が歩行になります。

なので骨粗鬆症を持った脊柱圧迫骨折の方を担当した場合は骨の癒合前のリスクを考慮した上で早期から荷重と歩行を促していく必要があります。次回はそのリスクを考えた介入方法をお伝えしていきます。

まとめ

脊柱圧迫骨折について勉強してみた〜骨粗鬆症の視点から〜

  1. 骨粗鬆症について知ること!
  2. 運動と栄養が大事!
  3. どうやったら歩けるかを考えてみる!

脊柱圧迫骨折は高齢者によく見られる骨折の一つです。病態を理解し、適切なリハビリとともに再発予防も合わせて行っていきましょう。

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