毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
脳卒中後のリハビリの介入方法はボバース概念に基づくアプローチやPNF、川平法など数多くあります。私は職場環境から認知面が低下した方を担当することが多いです、なのでそういった方にも対応できる方法をお伝えしていきます。
まず大事なこと
効率のいい運動を行うことが大前提です。効率の悪い動きで運動をしてしまうと変な代償動作を獲得してしまったり、2次的な障害を引き起こしてしまいます。
では効率のいい運動とはどんな運動でしょうか?
回復段階に合わせた運動
効率のいい運動とは麻痺の回復段階に合わせた運動のことです。
なのでまず行うことは対象者の方の回復段階の現状を把握しましょう。
回復段階を把握するために必要なのが上田式12段階片麻痺機能検査での評価になります。
上田式12段階片麻痺機能検査を使う理由
上田式を用いる理由はより細かい段階を評価できるからです。
例えばステージⅣのなかでも段階があります。Ⅲに近いⅣなのか、Ⅴに近いⅣなのかで選択する運動は変わっていきます。
なので上田式12段階片麻痺機能検査で評価をしてみましょう。
上田式12段階片麻痺機能検査の段階
段階は
- Ⅰ:弛緩性
- Ⅱ-1:連合反応
- Ⅱ-2:随意運動
- Ⅲ-1:共同運動パターン
- Ⅲ-2
- Ⅲ-3
- Ⅲ-4:共同運動パターンからの分離
- Ⅳ-1
- Ⅳ-2
- Ⅴ-1
- Ⅴ-2
- Ⅴ-3
となります。
例えばステージⅠの状態であれば連合反応を促すため非麻痺側の運動
ステージⅢ-1の状態であれば共同運動パターンの促通
といった具合に段階に合わせて運動を選択していきます。
まとめ
脳卒中後の分離促通方法について
- 効率のいい運動を行う
- 上田式12段階片麻痺機能検査を使って現状を評価する
- 現状に合わせた運動を選択する
まず相手に状態を知ることが大事になります。そのために評価を行うようにしましょう。
オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
↓ ↓ ↓
リハビリで悩む療法士のためのオンラインコミュニティ「リハコヤ」