毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
今回はセラピストの体の使い方をポイントにしてキッキングのコツをお伝えしていきます。
自分の体の使い方で相手の動きが変わる
講習会ではセラピストの立ち位置や姿勢をかなり意識していただきます。それはセラピストが快適な位置、姿勢でいないと食深夜評価をする際に余計な力が入ってしまい、精度が落ちるからです。
基本的に触診や評価など静止した位置での体の使い方は比較的簡単ですが、運動療法や促通などセラピストが動く場合は少し難しくなります。そこで今回は運動療法や促通の時の立ち位置や体の使い方をお伝えしてきます。
まずは基本のキッキングについて
そもそもキッキングの目的を考えてみましょう。キッキングは立位で股関節伸展していくのを促していくのが一つの目的です。
しかしよく見るキッキングは膝は伸展するのですが、股関節が伸展まで伸びておらず前側に蹴っているところを見かけます。これですと単に大腿四頭筋を鍛えているだけなので本来の目的とは異なってしまいます。
そこで股関節の伸展を促すようにキッキングをしてみましょう。
股関節を伸展するために必要な立ち位置は?
相手の股関節を伸展していくためにはセラピストが股関節伸展した位置にいてしまうと伸展するときに邪魔になってしまいます。股関節を伸展した位置にいないようにしましょう。その時のポイントはキッキングの最終肢位を取りましょう。その最終肢位で邪魔にならない位置にセラピストが位置し、そこから開始肢位に戻してキッキングを開始してみましょう。
まとめ
キッキングのコツについて
- セラピストの体の使い方を意識する
- キッキングでは股関節の伸展が出るよう意識する
- 最終肢位でまずポジションを決め運動を開始する
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