毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
今日のテーマは認知症の方とのコミュニケーションについてです。世の中の認知症に対する考え方が偏っていることがありましたので今回は認知症についてお伝えいたします。
その人の状態を把握しておく
- 短期記憶、長期記憶はどうか?
- 家族のことは把握できているのか?
- 自分はどの時代とどの場所を生きているのか?
などを確認しておきましょう。
認知症の方は日時や場所が現在のものと違うことがあります。例えば現在のいる場所が幼少期の実家と認識している方もいます。その場合はその人の幼少期の時代背景、実家の場所などを把握しているとコミュニケーションがとりやすくなります。
ルーティーンを確認する
その方が普段行っているルーティーンを確認しましょう。
- 朝起きたらこれをしている
- トイレはこの時間に行っている
- お風呂はこの時間だと拒否がない
- などその方がこだわっていることや今まで継続していたことを確認してみましょう。例えばその方が決めてやっている時間にリハビリをやろうとしても拒否されることがあります。相手がどう生活しているのかを確認してみましょう。
何を大切にしているのか?
現在までの役割を確認してみましょう。それによって現在の役割なども変わってきます。今までどんな人生を生きてきてどんな役割があったのかを確認してみましょう。
何を嫌がっているか?
快・不快の感情は最後まで残ります。そして特に人間は不快なことを避けるようにできています。なのでその方が何に対して不快に思うのか?嫌がるかを確認してみましょう。嫌がることをやらないだけでも落ち着いて生活できるようになります。嫌がることは人によってkとなりますので確認してみましょう。
まとめ
認知症を持つ方とのコミュニケーションについて
- いつの時代を生きているのかを把握する
- いつもやっていることを確認する
- 嫌がることを確認する
オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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