毎週木曜日は国家試験の問題と解説をしてきます!!
*あくまで療法士活性化委員会としての解説なので確実な正答を保証するものではありません。必ず自分で調べましょう!
問
胎児期に感染することで先天性奇形を生じるのはどれか。
- MRSA
- 結核菌
- 風疹ウイルス
- B 型肝炎ウイルス
- ヘリコバクター・ピロリ菌
解答
3
解説
何らかの最近が母体から子供に感染することを母子感染と言います。妊娠前から感染している場合と妊娠してから感染する場合があります。
そのため、感染の理解を深めて予防することが大切です。
主な感染症は
- 風疹
- 麻疹
- 水痘・帯状疱疹
- 梅毒
- HIV
- B型肝炎
- C型肝炎ウイルス
- HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス-1型)
- クラミジア・トラコマチス
- 単純ヘルペスウイルス1型および2型
- B群溶血性レンサ球菌
- サイトメガロウイルス
- トキソプラズマ
- ヒトパルボウイルスB19
- リステリア
などがあります。
この中で先天性奇形を生じる可能性があるのは
- 風疹
- 麻疹
- トキソプラズマ
です。
そのほかも流産・死産の原因となりますので充分注意しましょう。
なので解答は3になります。
これを臨床で活かすには?
母子感染だけでなく、院内感染には細心の注意を行いましょう。感染症は正しい知識を持って適切に対処すれば予防できるものです。不調をきたした場合は無理せず報告・連絡・相談をしましょう。
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