『最初に見るべき評価はこれでしょ!』

みなさんこんにちは、療活の大塚です。

療活してる?

 

もしリハビリをするときに「まずこれを見ろ!」的な評価があったらいいと思いませんか?

 

実はその評価は、、、

 

ありません。

 

だってそうでしょ?

同じ疾患を持っていても性別や年齢、生活様式など全くバラバラなのに「これを見ればオッケー」的なものなんかあるわけない。

 

唯一あるとすれば

主訴とHOPE

を聴くことです。

 

でも安心してください。リハビリを行う上での順番はあります。

 

それは

  1. 主訴・HOPEを聴く
  2. 動作を分析する
  3. 評価をする
  4. 触診、アプローチをして確認する
  5. 再評価する

1、主訴・HOPEを聴く


これは大前提。まず何に困っていて、どうなりたいのかの「目的」を明確にしましょう。

ここが抜けているとゴールがどこかわからないままマラソンを走り始めるようなものです。


2、動作分析をする


リハビリが必要な方は基本的に日常生活の中の「動作」ができない方がほとんどです。

  • 起き上がりができなのか?
  • トイレ動作ができなのか?
  • 更衣動作ができないのか?
  • 調理動作ができなのか?
  • 洗濯を干す動作ができないのか
  • 浴槽を洗う動作ができないのか?
  • 趣味のパッチワークをやる動作ができないのか?
  • 趣味の野鳥を観察に行くどうさができないのか?

などなど

動作を分析してみましょう。


ここで動作を見るときのポイント


  1. 見るポイントは頚部・肩甲帯・骨盤・足部の4つに絞りましょう。
  2. 動作分析では具体的に問題点を明確にする必要はありません。先に挙げた4つのポイントが「動いている/動いていない」程度で十分です。

 


3、評価をする


動作分析で動いているところ、動いていないところが見つかったらそれを定量的/質的に評価してみましょう。

 

評価の方法は「動き」を評価するので

  1. ROM(end feelを明確に)
  2. MMT(ブレイクテスト+可動域内での遠心性・求心性の収縮)
  3. 中枢の問題(麻痺・分離・運動学習など)

 

をみてみてください。


4、触診・アプローチして確認する


動きの評価をしたら本当にそこが動作に影響しているのかアプローチして確認します。

結合組織性のend feelなら関節モビライゼーション

筋不全の問題であれば筋膜リリース

筋の短縮であればストレッチ

筋力低下であれば促通

麻痺の分離の問題であれば分離の促通

運動学習も問題であれば運動療法

など

それぞれの問題点に合わせてアプローチしてみましょう。


5、再評価する


最後に再評価をしてみましょう。評価するのは最初に問題となっていた動作です。

ここにアプローチした結果が反映されなければ意味がありません。

もしここで動作に反映されないのであればもしかしたら問題点が別にあるか、その動作固有の運動学習が必要かのどちらかの問題が考えられます。

まずその動作固有の運動学習いわゆるADL動作の練習を行ってみましょう。

 

これが基本的なリハビリの流れです。

今回の記事では5つにまとめましたがO氏は31個やっていたそうです。

>>>『講習会を主催するO氏に聞いた。理学療法で結果を出すためにやった31の評価とアプローチ』


ちなみに療活では、、、


療活では5つのステップをどんな状況でも行えるように3ヶ月×3コースの計18日間でお伝えしています。

  • 触診・アプローチを学ぶBASICコース(6日間)
  • 評価・促通・ADLへ繋げる方法を学ぶAssessmentコース(6日間)
  • 動作分析から運動療法、セルフエクササイズを指導できるようになるanalysisコース(6日間)

全て受講すると264,000円(1日当たり約15,000円)ですが先のリハビリの基本的な流れが身につきますので信頼される療法士としての土台を作ることができます。

触診・アプローチ法療活BASICコース

でも26万はちょっと、、、


その気持ちはもちろんです。正直僕もいきなり「26万円です」と言われたら迷います。そして引きます。

26万円はちょっとというあなたのために

5つのステップを疾患別にギュギュギュっとまとめた1Day講習会をご用意しました。

しかも金額は7,900円(税込)です

  • 大腿骨頚部骨折に対する評価とアプローチ
  • 発達から見る麻痺の回復過程
  • 基本動作分析から見る原因の特定をアプローチ法
  • ADL訓練を効率的に行うための触診・アプローチ法

などなど

まず今自分の担当している方に直結する部分選んでみてください。

>>>講習会一覧


興味あるけどどうしようかな、、、


もちろん悩んでください。誰かに相談してみるのもありだと思います。

ちょっと想像してみてください。あなたの後輩がこんな相談をしてきました。

「先輩、私、頚部骨折の患者さんを担当しているんですけどなかなかリハビリがうまく進まなくて、今度頚部骨折がテーマの勉強会に行ってみようと思うんですけどどう思いますか?」

あなたならどう答えますか?

>>>信頼される療法士になるための土台を作る

【療活講習会一覧】

”信頼される療法士になるための土台を作る”>>>療活してる?


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