【重心移動をスムーズに行うためには?】療法士に必要なセルフエクササイズの考え方~その33~

こんにちは!

モーションアナライシスコース講師の吉田頌平です。

さて、今回は
「重心移動」に視点を当てていきます。

まずは、写真の男性をご覧いただいて、
この男性はすぐに歩き出せると思いますか?

……

………

理由も含めて、少し考えながら読んでみてくださいね( ^ω^ )

歩行時に、スムーズに下肢へ荷重してカラダを支えつつ
次の一歩を出していく…

座位で安定した状態を保ったまま
前方へ手を伸ばす…

立ち上がる時に、臀部から足底へ
重心を移して、臀部の離床を促す…

どれも重心移動に関連した日常生活動作ですが、

この時に必要なのは、一つの関節がスムーズに動くことと
「加わった力を、カラダがしっかり受け止めて
カラダを安定させる力に変えられるか?」

という点です。

先ほどの男性の写真で考えると、
すぐに歩き出すのは難しそうですよね。

その理由は、
「左下肢へ十分に体重をかけられるように
右下肢が準備ができていないから」

いかに左足で踏ん張っても、
右足が宙ぶらりんで、右肩を壁につけたままでは
なかなかすぐには歩き出せませんよね。

膝がしっかり動いても、股関節がグラグラだったとしたら
どうなるでしょうか?

上腕骨頭はしっかり動くけれども、肩甲骨が翼状肩甲になっていたら
肩甲上腕リズムは機能するでしょうか?

ROMexだけでは解消しきれない問題点は、
実はADLで実践してみて初めて気づくことも多いものです。

もし、ADLを観察する時に
「加わった力を、カラダがしっかり受け止めて
カラダを安定させる力に変えられるか?」
という視点の持ち方がよくわからない…
をチェックしてみてください。

・歩くときに、安定して一歩を踏み出すために必要な骨盤帯での体重移動
・座位・立位で肩を屈曲するために必要な、腹部~肋骨・胸骨~肩甲骨の動きのつながり方
・立ち上がる時に必要な、股関節と骨盤帯の連動の仕組み
などを解説しながら、

必要な動作分析の視点と、セルフエクササイズの構築方法をお伝えいたします!

 

このコースでは、主に肩関節・股関節と体幹部の動きに着目します。

序盤では、療法士自身の身体でエクササイズを通して動きを分析し、
中盤では、寝返り動作を通して分析する目を養います。
そして終盤では、自分でエクササイズを構築するための方法と
具体的なエクササイズ方法のアイデアをお伝えして参ります。

 

自分の身体を使って、
知識を知恵に変えてみませんか?

療法士活性化委員会

認定講師 吉田 頌平

参考文献:
1 ) :Carla M. Pugh.Application of National Testing Standards to Simulation-Based Assessments of Clinical Palpation Skills.Military Medicine.178.10(1). 55–63.

このテーマを実技で学びたい方へ

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この記事の執筆・監修

執筆:療活編集部

監修:大塚 久(理学療法士・療法士活性化委員会 代表)