みなさんこんにちは、療活の大塚です。
療活してる?
よく新人の頃「動作分析で大事なのは患者さんを真似ることだ!」って教わってからしょっちゅう患者さんのモノマネしてました。
「この動作は誰かゲーム」とかしませんでした?
でもやっぱり完璧には真似できないんですよね。
さて今回は僕も悩んでいたこのテーマ。
「なぜ先輩療法士と同じことやっているのに同じ結果が出ないか?」
です。
同じように可動域訓練してるのになぜか先輩がやると可動域が大きくなる。
なぜか患者さんも素直に動いてくれる。
まるで魔法のようでした。
なぜ新人の僕らは魔法が使えないのでしょうか?
「まるで魔法みたい」とは?
僕らが「まるで魔法みたいに」と表現するときはおそらく自分の理解の範疇を超えて起きている出来事に対して使うと思います。
僕らからすると「魔法みたい」と思いますが、先輩から見ると魔法でもなんでもなく「当たり前のこと」です。
ではなぜ先輩は「当たり前のこと」なのでしょうか?
こんな設定の映画見たことありませんか?
昔の人がタイムスリップして現代に来てしまうような設定。
箱の中で絵が動き音まで出てくる不思議な箱、テレビ。
遠く離れている人と会話ができる不思議な四角いもの、スマホ。
ひねるだけで火を起こすことができる不思議な穴ガスコンロ。 などなど
全て魔法のようですよね?おそらく台詞でも「まるで魔法のようだ、、、」とか言ってると思います。
でも現代に生きる我々にとっては魔法でもなんでもなく「当たり前のこと」です。
ではその両者の間にはどんな違いがあるのでしょうか?
積み重ねて来た歴史が違う
僕らがテレビやスマホを魔法だと思わないのは積み重ねて来た科学の進歩という歴史があるからです。
この歴史があるからこそ「魔法」のようなことが「当たり前に」なるんです。
先輩も同じです。
先輩も積み重ねて来た基礎と臨床経験がある
全く同じように可動域訓練を行っても、先輩は関節の運動、end feel、患者様の状態、必要な運動方向・筋力、抵抗の加え方などの基礎を臨床経験と合わせて、その時の相手の状態に合わせて最適な可動域訓練を選択しています。
僕らにはその基礎と臨床経験が見えないのでまるで「魔法のようだ」と感じてしますのです。
患者さんのモノマネが完璧にできないのも患者さんはその動作を長年やってきた歴史(背景)があるからなんですね。その背景もみれるのがいい療法士だと僕は思います。
先輩との差をどうやって埋めるか?
方法は2つあります。
- 基礎を繰り返し反復練習する
- 先輩に教えてもらう
この2つです。
まずは足りない基礎を復習する。
でも反復練習だけでは臨床経験の差は埋まりません。そもそも経験の差は埋まりません。
ですがその先輩に教えてもらうことで先輩の臨床経験を体感することはできます。
まるで患者さんから見ると魔法のようなことが、当たり前にできるようになりませんか?
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