みなさんこんにちは。作業療法士の仲田です。
今回は、リハビリテーションにおける公共交通機関の利用について、特に支払い方法と割引制度の観点からお伝えしていきたいと思います。
実際にZoomのナイトセミナー「OTしゃべり場」というADLなどを話し合う場で出てきた公共交通機関に関する会話を一部お伝えします。
>>>OTのしゃべり場
バスの支払方法一覧
1. 現金支払い
直接運賃箱に現金を投入する最も基本的な方法です。
2. 交通系ICカード
SuicaやPASMOなどICカードを使用。料金が自動で引き落とされます。
3. QRコード決済
スマートフォンのQRコード決済アプリを使用できます。
4. スマホ決済
Apple Pay、Google Pay、楽天ペイなどのスマホ決済アプリが利用可能です。
5. 定期券
毎日利用する方向けの月額定期券。ICカードや紙タイプのものがあります。
6. 回数券
事前に複数回分の乗車券を購入し、格安で利用できる券です。
7. プリペイドカード
地域限定のカード(名古屋の「マナカ」大阪の「ICOCA」など)があります。
各種手帳による運賃割引制度
身体障がい者手帳
運賃の半額や無料乗車の対象となる場合があります。
精神障碍者保健福祉手帳
運賃の割引対象となることがあります。
療育手帳
障害の程度に応じて運賃の半額や無料になる場合があります。
生活保護受給者証
一部地域では無料乗車券が提供されることがあります。
※地域によっては、同伴者(家族や職員など)にも割引が適用される場合があります。
※詳細は各バス会社や自治体にお問い合わせください。
まとめ
- 公共交通機関とは運賃を支払うバスやタクシーなどがある
- 支払方法は何種類もあり、手帳を使用すると割引される時がある
- 乗り方、移動中のバランス訓練も重要だけど、支払いにも着目しよう
いかがだったでしょうか。視野が広がり少しでも役に立てたのなら幸いです。
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