毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
本日は、既往歴に糖尿病がある場合の注意点についてお伝えしていきます。
2型糖尿病によって、神経症状に伴う筋力低下が起こることは知っていますか?
糖尿病患者は、筋肉量の減少や筋力低下がみられ、日常生活動作が困難になります。また、糖尿病の進行によって筋肉組織への脂肪沈着が進行し、筋力がさらに低下します。
2型糖尿病患者の筋力低下は、足関節背屈筋群と膝関節伸展筋群に著明に現れると言われています。さらに、糖尿病の神経症状が出ている場合は、足関節底屈筋群と膝関節屈曲筋群の筋力低下が多くみられます。
これらのことから、糖尿病患者は立ち上がり動作や立位保持に支障が出てくる可能性があることがわかります。
糖尿病患者の筋力低下が、神経障害、発症期間、アルブミン排泄率と関連しているため、糖尿病患者への血糖値のコントロールの指導が重要であることがわかります。
糖尿病の運動療法は、血糖値コントロールを目的とし、有酸素運動とレジスタンス運動を組み合わせて行うことが効果的であると言われています。そのレジスタンス運動の中に足関節や膝関節の運動を取り入れていくことで、血糖値コントロールを行いながら、糖尿病による筋力低下に対してもアプローチすることができます。
明日からの臨床に活かしてみてください。
まとめ
既往歴に糖尿病がある場合の注意点
1. 糖尿病患者は下肢の筋力低下がみられ、日常生活動作に影響を及ぼす。
2.筋力低下は、特に足関節背屈筋群と膝関節伸展筋群に著明に現れ、さらに糖尿病の神経症状が出ている場合は、足関節底屈筋群と膝関節屈曲筋群の筋力低下がみられる。
3. 長期にわたる糖尿病の進行が筋力低下を悪化させるため、血糖値コントロール下肢筋力に対しリハビリテーションの介入が必要である。
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