アライメントを評価するコツについて from リハコヤ

アライメントを評価するコツについて

毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。

アライメントとは?

日本語で言うと「並び」です。要は骨の並びですよね?

よく臨床で「アライメント評価したの?」と言われると思います。ここで大事なのが、「何のアライメントなのか?」ということです。

例えば

坐位姿勢もアライメントですし、変形性膝関節症の人の膝関節の並びもアライメントですよね。

そしてアライメントを見るときのコツなんですが、そもそもアライメントとして評価をしないことです。

 

アライメントは結果でしかない

そもそもアライメントが悪いからどうこうなるというわけではなく、何かしらの機能不全があってアライメントが崩れている事がほとんどです。ではどうやってアライメントを評価しているかといえば、まずアライメントが崩れているなと思う部分の可動域を評価します。

そして可動域が制限されている場合は可動域制限に対するアプローチを行います。でもそこでアライメントが元に戻ることってあまりないですよね?

 

アライメントの崩れはそこが問題ではない!

アライメントが崩れている場合、その関節自体に問題がないことが多いです。例えば膝関節の内反変形がある場合、膝関節自体よりも股関節や足関節の問題であることが多いです。なのでアライメントが崩れている部分だけでなく隣接関節の問題も評価してみましょう。

 

まとめ

アライメントを評価するコツについて

  1. 何のアライメントかを意識する!
  2. その部位が動くか動かないか評価する!
  3. 崩れている部位の隣接関節に介入する!

アライメントは大事な要素ではありますがそれにこだわらず、隣接関節との関連性を意識して動くか動かないかを評価してみましょう。

オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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