こんにちは、療法士活性化委員会の大塚です。
前回は低酸素脳症のリハビリについてお伝えしました。今回はまた脳に戻って脳の感覚情報についてお伝えしていきます。
脳で感じる感覚情報
感覚情報は大きく分けて5種類
- 視覚
- 聴覚
- 嗅覚
- 味覚
- 触覚
に分かれます。
さらに5種類は
物理刺激グループ:視覚、聴覚
化学刺激グループ:嗅覚、味覚
表在&深部感覚グループ:触覚
に分かれます。それぞれ固有の受容器からいくつかの中継核をへて、視床を通り、一次感覚野に到達します。
なので視床が障害されると様々な感覚障害が出現します。
感覚情報の符号化
受容器から入ってくる感覚情報は電気刺激でしかありません。その電気刺激の頻度や強度、質などからどんな種類の刺激かを符号化します。符号化された情報が一次感覚野に入り、脳が知覚すると「刺激された」と感じます。
実際に刺激されているのは受容器ですが、脳が知覚して初めて受容した部分が「刺激された」と感じます。脳が知覚しなければ受容器に刺激が入っても「刺激された」とは感じませんし、受容器が刺激されていなくても脳が「刺激された」と知覚すると受容器が刺激されたと誤認してしまいます。
これが慢性疼痛のメカニズムにも関連します。
まとめ
脳について 〜感覚情報〜
- 感覚情報は大きく分けて視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚に分かれる
- 受容器からの情報が視床を通り、一次感覚野に到達する
- 感覚情報を符号化し、脳が知覚したら「刺激が入った」と認識する
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