こんにちは!
誰でもいつでもどこでも、過ごしやすいリハビリ環境を創りたいなと思っている
理学療法士の林です!
みなさん、
ROMexって一度はリハビリでしたこと、ありますよね?
でも具体的にROMexってどんなことをいうのか知っていますか?
意外とパッと思いつかないですよね。
でもROMexを知っていることで、リハビリをする時に役に立てるかもしれない。
先週、大塚が書いた「ROMex効率化3ポイント」でも効果的な方法が書いてありましたが、
そもそもどんな時に使うか「目的」がないことが怖いことなのです。
ROMexを知っていれば患者さん、利用者さん良くしてあげられたかもしれない
もっと笑顔にできたかもしれない
後輩にも教えてあげられたかもしれない
後で後悔しないように目的を踏まえて知識を入れておきましょう!
さて。今回は「意外と知られていないROMexの目的を考えてみた!」ということで
日々、臨床で行っているROMexの具体例を挙げて、イメージしてみようと思うので
大腿骨頸部骨折でのROMexを話していきたいと思います。
リハビリ現場でやっていることってそうだったのか!となる
少し見返してみるだけでも発見がある!というようにROMexって奥が深いんです。
それでは紹介していきましょう(‘ω’)ノ
まずは、大腿骨頸部骨折の骨性の問題!
これは骨折が原因のため、手術方法しかありません。
ただ療法士も手術方法は確認していきたいですね!
お次は関節包・靭帯性の問題!
術後直後では股関節が脱臼するリスクがあるため行えないですが、回復期後半~生活期にかけては関節モビライゼーションを行うことで可動域の改善が見込めます。
ちなみにエンドフィールは骨盤まで動かないことがポイントになります!
最後に軟部組織性の問題点です!
例えば大腰筋では筋膜リリースを行うことで、筋の出力の改善が見込めます。
ここでのポイントは筋であれば収縮して確認することになります!
以上で具体的な紹介は終わりです。
可動域や筋力の改善以外にも動作やADLなど気にする点はたくさんあります。
ROMex1つをみても気づくことがありますよね。
今よりちょっと、ちょっとだけでも意識するだけで患者さん・利用者さんの力になれることが増えてくるかもしれません。
僕自身、今回のコラムで普段無意識で行っていたことが明確になりました。
もっともっとROMexのことを勉強していきたいと思います(‘ω’)ノ
また、一緒に勉強したいなという方はここで待っています。
ROMexを理解し、患者・利用者さんの人生をデザインしませんか。
療法士活性化委員会 認定インストラクター
林 凌磨
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