こんにちは!
患者さん・利用者さんの問題点を一緒にさがす!を基本にしている加藤です。
ここ1か月は毎週末講師をしていました。
そこで受講生さんと話をしていると多く聞かれるのが『リハビリの引き出しが多く欲しくて・・・』という意見です。
リハビリの引き出し・・・それはテンプレートのことを指している様子です。
私も新人の時はそうでした(笑)今は特に意識していないな・・・
そこであらためて「テンプレート」の意味や必要性が気になり、今回、いろいろと調べて上で自分なりの解釈をまとめてみました!もし興味がある方は読み進めていただければと思います。それではどうぞ〜。
目次
1 テンプレートって何?
2 テンプレートの前段階で必要なもの
3 療活によるみなさんに提供できる価値とは・・・
4 まとめ
テンプレートって何?
ますは「テンプレート」という言葉の定義についてです。
「テンプレート」とは
(引用:https://kotobank.jp/word/テンプレート-6558)
となっています。
つまり、手紙で例えると『拝啓 季節の挨拶 敬具』
のこの3つしか用意されていないのがテンプレートです。
では、1番大切な手紙の中身はどうすればいいのでしょうか?
リハビリでいうと、リハビリの流れは説明されているが、その1個1個の細かいところは自分で考えろ!という解釈になりますね。
テンプレートについて調べていくうちに、それを利用する前段階にある、患者さん・利用者さんの状態を把握することが大切なのだとわかりました。そこで、次にテンプレイートの前段階について考えてみたいと思います。
テンプレートの前段階で必要なもの
テンプレートがひな形でしかないということは理解できました。
では、その大切な中身を埋めるためには療法士はこのテンプレートに入る前に患者さん・利用者さんの状態を解釈していくことが必要です。
ではこの解釈を出す過程では、どんなことが重要なのか考えてみたいと思います。
療法士の中でよく聞かれる言葉を引用すると
『評価 → 介入 → 再評価』
すなわち、リハビリの中身を考えるためには、評価が必要なのです!!
この評価・解釈があることで、1つのテンプレートは無限に利用可能となり、個別性のリハビリを提供することが可能となります。
療活によるみなさんに提供できる価値とは・・・
さて、ここまで、テンプレートを利用するためには「評価・解釈」という流れの下、個別性のリハビリになることが明確になりました。
そこで改めて考えてみると・・・
この評価・解釈をするために療法士活性化委員会では
Basicコースにて触診・介入方法
Assessmentコースにて評価・解釈・促通方法
Analysisコースでは動作分析
の方法が学べる流れになっています。
つまり、療法士活性化委員会での内容を習得すると、テンプレートを利用するための前段階がしっかりと整います!
それこそが、私たちが皆さんに提供できる価値です!!
まとめ
少し飛躍してしまいましたのがで、もう一度まとめていきましょう!
しっかりと評価・解釈をすることで、1つのテンプレートは無限に利用可能となり、個別性のリハビリを提供することが可能となります。
つまり、リハビリの引き出しを増やすということは、テンプレートを増やすのではなく、評価・解釈の精度を上げていくことが大切なのです。
療法士活性化委員会では、この評価・解釈を学べる場を用意しております。
Assessmentコースでは骨盤、脊柱、股関節、膝関節、足部、肩関節、呼吸・嚥下の評価・解釈・介入方法をお伝えしております。
この流れで受講していただくことで全身を短時間で評価することが可能となります。
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療法士活性化委員会
認定講師
作業療法士 加藤 淳