毎週木曜日は国家試験の問題と解説をしてきます!!
*あくまで療法士活性化委員会としての解説なので確実な正答を保証するものではありません。必ず自分で調べましょう!
問
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)における股関節の参考可動域角度で正しいのはどれか。
- 外旋:20°
- 外転:20°
- 屈曲:110°
- 伸展:15°
- 内旋:20°
解答
4
解説
股関節は骨盤と大腿骨で作られる臼関節です。
運動軸は多軸で屈曲/伸展、外転/内転、外旋/内旋の可動性があります。
それぞれ参考可動域は
です。
なので解答は4となります。
これを臨床で活かすには?
これを臨床で活かすには?
股関節に限らず体の関節は単独で動くことはまずありません。股関節であれば必ず腰椎、仙腸関節の動きと連動して動きます。これは腰椎骨盤リズム、大腿骨盤リズムと言われています。また関節が他動で動くには関節包や靭帯の遊び、筋肉の伸張性、自動運動で動かすには筋肉の求心性収縮と遠心性収縮が必要です。可動域の制限の原因を明確にして的確なアプローチをおこないましょう。
リハコヤではリアルタイムで国家試験の解説をみんなで考えています。
悩める療法士のためのオンラインコミュニティリハコヤ
詳しくはこちら>>>リハコヤ
療活では患者さん、利用者さんの目的を達成のサポートができる療法士が増えることで療法士自身も、患者さん利用者さんも笑顔になることを目的に活動しています。
あなたも当たり前のことができるようになり「ありがとう」と言われる療法士になりませんか?
他の記事をもっと詳しく知りたい方へ
記事の目次ページへ →
記事の目次ページへ →