毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
バリデーションとは?
目的
- 感情を促す
- 人生の未解決の課題への奮闘を支援する
そのための関わりとして様々あります。その中で私がやっていた関わりは、
- 人として当たり前のことをしましょう
- 嘘を付かない
の2です。
人として当たり前のこと
まず認知症をお持ちの方はほとんどが目上の方です。
必ず目線を合わせ、言葉使いを注意し、同意をしていただく。この意識が大切です。
嘘を付かない
認知症をお持ちの方は人生経験が私達よりも長いです。なので嘘をつくとほとんどがバレています。当たり前のことですが嘘を付かないようにしましょう。
これを前提としてどう関わっていたか
1,認知症をお持ちの方の発言や行動をまず必ず受け止める。
→たとえ幻視や幻聴だとしてもその方にとっては真実です。なのでまず受け入れることが大切です。
2,なぜそうなるのかを考える
→性格や生活歴、疾患の特徴、服薬状況、社会心理的要素を加味して考えて行きましょう。
3,なぜ気になるのか?どうしたら落ち着くのか?を考える
→ポイントは「落ち着くのか?」です。認知症の方の欲求を押さえつけるのではなく、どうしたら落ち着くか?を考えてみましょう。
まとめ
認知症とは?〜バリデーションとあなた〜
- 人として当たり前の関わりをする
- 相手の話すことはまず真実だと受け止める
- 欲求を抑えるのではなく、どうしたら落ち着くのかを考える
認知症をお持ちだからと言って対応や介入方法を変えるのではなく、まず一人の人間として関わるようにしていきましょう。その前提のもとに疾患の特徴などを合わせて意識していきましょう。
オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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