毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
問診って結構大事なんですが、苦手な方が多いんじゃないかなと思いましたので今回は問診についてお伝えしていきます。
問診の目的
まず主訴を聞きましょう。まず何かしら困っていることがあって、今の現状になっていると思います。その現状の主訴をまず聴きましょう。ここを聞かないとリハビリが何を目的に行なっていくのかがわからなくなります。
質問を使い分ける
オープンクエスチョン:答えがたくさんある質問
クローズクエスチョン:答えがyes/noで答えられる質問
使い分けましょう。
オープンクエスチョンはさまざまなことを聞き出せるんですが、答えの幅が大きすぎて、答えられないことが多くあります。
そこでクローズクエスチョンでyes/noで答えられる質問をしていきます。
目的を聞く
- 歩いて何をしたいか?
- 座れるようになって何をしたいか?
の目的を聞くのはもちろん大事です。でも、現状でそれを聞いてもいいのか考えてみてください。
例えば急性期であれば目的がどうこうよりもまず歩きたいということがまず大事です。歩けてからその先のことを考えれるようになるのでまずは相手が歩きたい!という答えを出したらまずその欲求を満たしてから目的を聞いていきましょう。
一度で決めつけない
問診で話したことは後から変わることももちろんあります。
対象者自身の状況によっても変わりますし、療法士との信頼関係でも変わります。最初に話していたことを全てだと思わず、適切なタイミングで確認してみましょう。
まとめ
問診で大切なことについて
- まず主訴を聞く
- 相手の状況に合わせて聴き方を変える
- 相手の訴えは変わることもあると理解する
オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
↓ ↓ ↓
リハビリで悩む療法士のためのオンラインコミュニティ「リハコヤ」