歩行器の選定基準について

毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。

 

本日は、歩行器の選定基準についてお伝えしていきます。

 

歩行器を選定するための評価とは?

 

適切な歩行器を選定するためには、しっかりと評価を行う必要があります。

 

 

・下肢筋力…膝折れがないかどうか

・上肢筋力…歩行器での上肢支持が可能かどうか

・独歩の程度…独歩可能の有無、横歩き・後ろ歩きが出来るかどうか

・認知機能…歩行器使用の理解ができるか

・動線の環境…段差や幅など使用が可能かどうか

 

上記内容を評価し、歩行器の選定に進みます。

 

 

歩行器の選定方法とは?

 

・前腕支持タイプ:馬蹄型、サークル型歩行器

 

 

前腕支持タイプは、下肢筋力の低下があり、独歩困難、上肢の支持性の低下がある場合に選びます。

 

・上肢把持タイプ:ピックアップウォーカー

 

 

このタイプは、下肢筋力の低下があり、独歩困難、上肢の支持性の低下がない場合に選びます。

 

・上肢把持タイプ(自在輪):歩行器

 

 

こちらは、下肢筋力の低下がなく、横歩き・後ろ歩きが見守りレベル、上肢の支持性の低下がない場合に選びます。

このタイプの歩行器の場合、上肢は方向を変える際に使用するので、前提として上肢支持はしません。そして、この歩行器のポイントは横歩きが見守りレベルであることです。横歩きが見守りレベルであれば、側方へのバランスをある程度とることができるので、前輪が動いても動くことができます。

 

・上肢把持タイプ(固定輪):シルバーカー

 

 

このタイプは、下肢筋力の低下もなく、横歩き・後ろ歩きも可能であり、上肢の支持性の低下もないという状態ですが、なんとなくバランスが悪かったり、少し支持性が欲しかったりする場合に選択します。

 

 

このように、評価結果をもとに歩行器を選定していきます。

理由をもって歩行器を選定できるようにしましょう。

 

 

まとめ

 

歩行器の選定基準について

1. 適切な歩行器を選定するためには評価が必要である。

2. 評価項目は、下肢筋力、上肢筋力、独歩の程度、認知症、動線の環境をみる。

3. 理由をもって歩行器を選定できるようにする。

 

 

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