こんにちは、療法士活性化委員会の大塚です。
今回は体を動かすのに必ず必要なエネルギー、ATPについてお伝えしていと思います。
ATPとは?
ATP(アデノシン三リン酸)は生物に欠かせないエネルギーの供給源で、全ての生物はこのATPを分解することでエネルギーを生み出して生きています。
人間の体内には約数10グラムのATPが存在しています。これはおおよそ3分間精米活動を維持できる量です。しかし、常にATPは利用しては合成しているので、一日では体重と同じくらいの量のATPを合成しています。
ATPの構造
ATPはアデノシン(アデニン塩基とリボースの結合)にリン酸が3個結合した化合物です。アデノシンとリン酸は共有結合と言われるものですが、残りの2つのリン酸の結合は高エネルギーリン酸結合と呼ばれていて、ここにエネルギーが蓄えられています。この高エネルギーで結合しているリン酸が離れる時にここに蓄えられているエネルギーが放出されて体を動かすエネルギーとして利用できます。
ATPのエネルギー
ATPは水と酵素で加水分解され、ADPとリン酸に戻ります。その時に1molあたり7.3kcalのエネルギーが放出されます。
ATP + H2O → ADP + H3PO4(リン酸) + 7.3kcal
ATPの原材料
糖が原材料になります。この糖を分解してエネルギーの元になるATPを生み出す過程が、解糖系、TCA回路、電子伝達系です。
次回は解糖系についてお伝えしていきます。
まとめ
エネルギーについて 〜ATPの基本〜
- ATPが体を動かすエネルギー源でこれを分解することでエネルギーが生み出される
- ATP一つあたり3Kcalのエネルギーを蓄えている
- ATPの原材料は糖で、合成する過程が解糖系、TCA回路、電子伝達系
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