リハビリが終わった後に
『はい、おしまい』と肩を叩いて終わりにしていませんか?
その時に患者さん・利用者さんの表情を見て、リハビリの満足度をちゃんと見ていますか?
私たち、療法士は何のためにリハビリをしているのでしょう?
それは患者さん・利用者さんの生活の中での満足感を感じてもらうお手伝いをすることですよね!
本日は、この満足感を感じてもらう近い道をご説明していきます。
満足感を感じてもらう近い道は!?
まずは、その方の主訴・HOPEを聞きましょう!
患者さん・利用者さんが満足感を感じる一番の瞬間は
・悩みが解決した時
・希望がかなった時
ですね。そのためにリハビリをします。つまり、満足感を感じてもらうためには、その人の主訴・HOPEを知り、そのためのNEEDをつかむことが一番の近道です!
NEEDをつかむために必要な能力
主訴・HOPEを達成するために、何が必要なのか?
つまりNEEDを使うことが必要です。
そのために私たち療法士が実施するのが評価です。
しかし、この評価をしているだけではNEEDはつかめません。
そのために必要な能力として、評価結果を解釈する能力です。
『評価ができない』と悩んでいる療法士のほとんどは、評価ができていないのではなく、自分が実施した評価の解釈ができていないのです!
まず、NEEDをつかむために解釈ができるようになることが必要です。
抽出したNEEDをリハビリに活かすためには?
まず必要となるのが、療法士がかんがえているNEEDと患者さん・利用者さんのNEEDをすり合わせる必要があります。
そのために必要な能力はインフォームドコンセントです!
インフォームドコンセントとは?
『アメリカの医科学者たちが起草した「ニューフンベルク網領」にある。その第1条は、「被験者の自発的同意が絶対に不可欠である」と述べ、実験研究が正当化される条件を示した。これは自らの身体に関して個々人のもつ自己決定権の確認であるが、ここではさらに、同意あるいは自己決定権の行使には十分な情報の確保が不可欠であると明言する』(石川斉:作業療法技術ガイド 第2版)
つまり説明と同意です。この同意が重要なのです!!
同意を得られることで、患者さん・利用者さんは信頼をしてくれます!
『あぁ、この人は私のことをしっかり考えてくれているんだ・・・』となります。
どうでしょう?実施していますか?
アプローチは?
評価を解釈して抽出した問題点にアプローチをする。
そのためにはその人にあったアプローチ法を考えることが必要です。
この個別に考えるためには、正常な身体の動きを理解しないといけません。正常な動きを理解しているからこそ、その人にあった応用が可能になります。
つまり、アプローチで必要なのは正常な身体の動きを知ることです!
まとめると
- 主訴・HOPEを知る
- NEEDを抽出するために解釈
- 相手に同意を得る説明
- 身体の正常な動きを知る
以上を実施した後に、患者さんの表情を見てください。きっと満足している笑顔が観られると思いますよ!
その笑顔と出会うために療法士活性化委員会では
問診・触診が向上するbasicコース
評価・解釈が向上するAssessmentコース
身体の正常な動きを知れるanalysisコース
を設定しています。
一度学んでみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたも
当たり前のことが当たり前にできるようになり
一緒に信頼される療法士になりませんか?
療法士活性化委員会
認定講師
作業療法士 加藤 淳

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