こんにちは!
患者さん・利用者さんの問題点を一緒にさがす!を基本にしている加藤です。
最近、受講生さんと動作分析ついてお話しする機会が増え、「動作分析って難しい・・・」という悩みをよく頂くので、私が、動作分析を勉強した過程を自分なりに整理してみました。
私は今で以下の方法を続けていて身になっていると思っている事ばかりなので、基本的に共通して使える方法なのかなと思っています。
動作分析・・・何をすればいいのかわからない方やマンネリ化してしまっているという方は参考程度に聞いて開ければと思います。
目次
とにかく真似てみる
とにかく真似て「動きづらい関節運動」を考える
動きづらい関節を評価してみる
まとめ
とにかく真似てみる
臨床では、患者さん、利用者さんの動作を毎日見ています。でも、見ているだけでいいのでしょうか?
まずは真似をしてみましょう!真似をする事で、その方が動作のどの部分でやりにくさを感じているのか?を体験することができます。
動作分析の第1歩はまずは真似をすることです。
とにかく真似て「動きづらい関節運動」を考える
私は、患者さん・利用者さんの動作の真似ができるようになれ!と先輩から言われ続けました。ですが、真似したところでどう介入に繋げられるのだろう?と感じたので、もう一段踏み込んで考えることにしました。
動作の真似ができるようになれば、その動作のどの過程がやりにくいのかがわかってきます。次に気になった過程があれば「その過程を構成している関節運動を調べてみる」という意識を持って取り組んでみたのです。
「寝返りで骨盤がついてこない人は、脊柱の動きが悪いのかな?腹圧が高まっていないのかな?そもそも感覚はあるのかな?」
という風に考え、動かない関節が動くための条件を調べてみたのです。
これをする事で動作分析がシンプルになっていきました。
動きづらい関節を評価してみる
真似をして、動きづらい関節がわかってきたら、次に評価していきましょう。
ここでのポイントはその関節が動き時に必要な運動学の知識があることです。その必要な要素をしっかりと把握し、順番通りに評価して行くことが大切です。
関節が動くための条件の優先順位をしっかりとつけていきましょう!
まとめ
どうだったでしょう?動作分析は見るだけではなく、真似て、考え、次に運動学に沿った評価が必要となってきます。
まずは色々な動作を真似てみてみるといいですね!
その次の段階の関節の評価として知っていただきたいのが療法士活性化委員会のAssessmentコースの内容です。
療法士活性化委員会のAssessmentコースでは体幹・骨盤・股関節・膝関節・足部・肩関節・呼吸・嚥下の評価法をお伝えしております。
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療法士活性化委員会
認定講師
作業療法士 加藤 淳