みなさん、こんにちは!
理学療法士の林です。
先日、6/13に開催した臨床の相談会を開催しました。
今回の相談内容は、
1、評価の流れを確認したい
2、触診方法を確認したい
とのことでした。
1人は現在Assessmentコースを受講中、
もう1人はBasicコースを受講中の方でした。
研修会後のリハビリでは、、、
受講中は完璧に覚えたと思っても意外と臨床では上手くできない。
患者さん、利用者さんによっては研修会通りにできない。
そもそもどんな場面で使っていいか分からない。
僕もたくさん経験しました。
でもそんな時は実際にに臨床で活用している人に相談すると解決できることがあります。
では実際どんな内容をやったのかご報告したいと思います!
1、Assessmentの復習
Assessmentでは触診をベースにした評価と促通を行います。
この日は流れを相談したいとのことでした。
具体的には、
①骨盤、脊柱
②股・膝・足関節
になります。
体幹・下肢疾患を担当する療法士ですと必要な内容になりますね。
2、Basicの復習
Basicでは触診とアプローチを中心に行います。
実際に研修会で行った部位を確認したいとのことでした。
具体的には
上肢:肩甲上腕関節、腕尺関節
下肢:脛骨大腿関節、近位脛腓関節、前脛骨筋、後脛骨筋、長・短腓骨筋
体幹:最長筋、多裂筋、前・中斜角筋
どれも臨床で必要な部位になりますね。
ただ闇雲にアプローチするより評価してアプローチするほうが効率がいいですよね?
3、実技の内容
相談会では受講されている方に実際に講師となってもらい説明をしてもらいました。
実際に説明することで内容を確認して頂きました。
例)
・多裂筋
評価ーPLFテスト
アプローチ-多裂筋の触診とアプローチ方法
・脛骨大腿関節
評価ー前方引き出しテスト
アプローチ―脛骨大腿関節の触診とアプローチ方法
その他にもこのような感じで行いました。
中でも話題になったのが、
前・中斜角筋です!
上手く触診と評価ができないようでした。
なぜなのでしょう・・・
4、前・中斜角筋の触診と評価を効率的に行う方法
その理由は触診でした。
斜角筋は頸椎の横突起から第1肋骨に付着しています。
頸椎の横突起は筋で覆われているため触診は困難ですが、
第2・7頸椎の棘突起ランドマークや解剖のイメージを確認することができます。
確認後は、
「斜角筋の評価ができた」「斜角筋が確認できた」
と実感をもらえました。
5、まとめ
評価は患者さん、利用者さんの問題点を把握するために必要です。
またアプローチできないと患者さん、利用者さんの体を改善することができません。
その中で必要になるのが解剖のイメージと実際に触診できることだと思います。
僕も何度も確認して勉強してきました。
何年たっても勉強は必要です。
ただ一人でやるのは大変だと思うのでよければ一緒にやりませんか?
>>>「臨床の相談会」<<<
療法士活性化委員会
認定インストラクター
林 凌磨
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