毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
今回はご質問いただいたlow toneの方への介入についてお伝えしてきます。
いただいたご質問はこちら
麻痺の回復段階について
麻痺の回復段階は発症して弛緩状態となります、その後連合反応が出て、緊張が上がり、共同運動パターンができるようになり、そこから分離をしてきます。
この回復段階に沿って回復するため、連合反応が出ている状態に対して分離を促通しても課題が難しすぎます。まずはその方の麻痺の回復段階がどの程度なのかを評価しましょう。
そこで利用するのが上田式の12段階片麻痺機能評価です。
介入するのはどの筋に対して介入するのか?
なぜその筋に介入するのか基本的な要素を確認する。
肩甲骨の安定性
前鋸筋と僧帽筋中部繊維が共同収縮し肩甲骨を胸郭に押し付ける作用がある。
随意性がない場合:非麻痺側の運動を促して連合反応で収縮を入れていく
随意性がある場合:麻痺側の運動を自動介助運動で収縮を入れていく
亜脱臼の方への介入は?
ここはみなさんで考えてみましょう。
亜脱臼の状態はどの筋が収縮していないのかを考えてみましょう。
そしてその方の麻痺の回復段階はどの程度なのかを評価してみましょう。
段階がわかったらどのような運動を促していくのがいいのか考えてみましょう。
考えたらコメントいただけると嬉しいです。よろしくお願いします!
まとめ
麻痺の介入について
- 麻痺の回復段階を確認する
- 運動に必要な要素を考える
- 段階に合わせて必要な運動を考える
オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
↓ ↓ ↓
リハビリで悩む療法士のためのオンラインコミュニティ「リハコヤ」