毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
今回は筋膜のリリースをどう使うのかご質問いただいたので回答いたします。
筋膜のリリースの使い方1
アプローチ方法として使います。
単純に評価して筋膜に問題があった場合に筋膜のリリースを行います。ポイントは事前に評価をして筋膜に問題点があるとなった場合にリリースを行います。間違いやすいのが「この動作ができない→筋膜のリリースしてみる」といった形で使ってしまうと目的がないままになってしまいます。必ず評価して問題点となっている部位に使用してみましょう。
筋膜のリリースの使い方2
評価の一つとして使います。
例えばMMT3の状態があった場合、
- 筋出力の問題
- 筋力低下の問題
の2つの問題が考えられます。
ここで筋出力に問題がある場合、原因として不動や虚血があった場合、筋膜のリリースをすることで、滑走性や血流が改善します。その後改めてMMTを測定して変化があるのかを評価します。
MMTが改善した→筋出力の低下
MMTに変化なし→筋力低下→筋トレまたは促通
といった形で分けることができ、効果的な介入ができるようになります。
まとめ
筋膜のリリースの使い方について
- アプローチ方法として使う
- 筋出力低下の評価として使う
- 評価に使うことで介入が効率的になる
オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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