こんにちは、療法士活性化委員会の大塚です。
前回はATPについてお伝えしました。今回は解糖系についてお伝えします。
>>>エネルギーについて 〜ATPの基本〜
解糖系とは?
解糖系はピルビン酸を作るのが目的です。その原料はグルコースで、2ATPを使用して、糖を分解し、2つのピルビン酸を生成します。その過程で4ATP作られます。ピルビン酸は嫌気的な状態だと乳酸になり、好気的な状態だとTCA回路でアセチルCoAの原料となります。
グルコース(C6H12O6) → 2ATP → 2ピルビン酸(C3H403)
→ 嫌気的:乳酸 → H+が発生(疲労の原因)
→ 好気的:TCA回路
糖を解凍するのに酵素、補酵素、Mg +が必要になります。
乳酸は肝臓でグルコースに変換され再利用される(糖新生)
疲労物質(H+)が筋肉内にたまると、、、
・ATP再合成酵素の働きを阻害する
・筋繊維へのCa2+イオンの結合を阻害し、筋収縮力を低下させる
疲労物質(H+)の代謝
重炭酸イオン(HCO3-)によって水と二酸化炭素に分解される。
糖質
インシュリンの作用により筋肉と肝臓にグリコーゲンとして貯蔵される。
余った分は中性脂肪になる。
中枢神経系のエネルギー源は肝臓由来の血中グリコーゲン
筋肉は筋肉内のグリコーゲン、枯渇すると脂肪を分解したものが利用される
解糖系はTCAサイクル、電子伝達系の100倍早い
要は解糖系からエネルギーを効率よく産生するには
- 糖
- 血液の循環
- 呼吸
が必要です。
まとめ
エネルギーについて 〜解糖系〜
- 解糖系では糖を分解してピルビン酸を作るのが目的
- 嫌気的ではピルビン酸は乳酸、好気的ではアセチルCoAに変わる
- 解糖系が効率よく働くためには糖、血液循環、呼吸が必要
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